B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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カトリック神学院のオープンハウス
実家の近くにある東京カトリック神学院の文化祭(というか、オープンハウス)「ザビエル祭」に行く。ザビエルとはもちろん、初めて日本にキリスト教を伝えた聖フランシスコ・ザビエルのこと。もう20年くらい前から、毎年のように足を運んでおり、海外に出てからも一昨年と今年は一時帰国の日程が合ったので、こうしてやってきた。ふだん入ることのできない全寮制の神学校の内部が見られるというのも興味をひかれる(つまり野次馬根性)。
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ここは司教の下で活動する(特定の修道会に属さない)「教区司祭」を養成する学校で、神学生たちは敷地内の寮で共同生活を送りながら6年間の養成期間を過ごす。楽しいこと、ラクなことが多い現代にあって、終生独身を守って奉仕するカトリック聖職者のなり手が減っていることは全世界的な傾向だが、もともと男性信者の数が極端に少ない日本はそれに輪をかけて志願者が少ない(そのせいもあるのか、フィリピンなどカトリック国からの留学生もいる)。神学院の今の建物は2000年に新築されたものだが、それを機に寮の部屋数を減らしたそうだ。妻や子供に囲まれた平凡で幸せな生活を断念して、あらゆる人のために奉仕する人生を選ぶことに加え、一般の大学を卒業した後に更に6年もかけて神学、哲学や古典語(ギリシャ、ラテン)、ヘブライ語など難解な教科を学ぶのは、並大抵の決心ではないだろう。私の相棒は幼児洗礼を受けたカトリックだが、フランスでも宗教離れは著しいようで、前に「一度でも坊さんになろうと思ったことはない?」と聞いたら「まっさかー」という反応だった。

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さて、近隣の教会や福祉作業所などが出している屋台を見て回っているうちに、私の代母(ゴッドマザー)であるI夫人とバッタリ会う。長いこと近況報告もせずご無沙汰していたので、かなりバツが悪くてうろたえるが、懐かしそうに話しかけてきてくださって救われる思い。私が海外に移住したことは妹から聞いてご存じだったそうで、その私がいるのでびっくりなさったようだ。実は一昨年にこの学院祭に来た時も、かつて同じ職場で働いていたMさんと思いがけず再会した。Mさんは遠方に住んでいるので、こんな地元で会うとは思いもしなかった。何かと嬉しい驚きの起こるイベントである。
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↑ 学院の庭にいるフランシスコ・ザビエルさん。
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↑ 修道士の方が作ったビーズ細工のロザリオをバザーで買った。携帯電話に付けられるようになっている。売り子さんの話によると、手先が器用な方で、スイスイ作れてしまうらしい。こういう乙女っぽいものを修道士の人が製作している風景を思い浮かべると思わず笑いがこみ上げる。
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by bonnjour | 2008-11-22 14:30 | 暮らす