B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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フランス語は最強?
近所のかかりつけ医に診てもらった相棒が帰宅して言うことには、患者がフランス人だとわかると、その先生はフランス語で話してくれたとのこと。実はドイツにいた時も、彼はフランス語を話すお医者さんにあちこちで遭遇したし、偶然かもしれないが過去にドイツで借りた3軒のアパートの家主さんも皆、フランス語を話した。デンマークの現在の職場の上司も、喜々としてフランス語で話してくれるそうだ(でも、その上司のフランス語はたまに訳が分からなくなるので、相棒は当惑してしまうのだとか)。

それは基本的にフランス語話者に対する好意なのだが、フランス語が話せることを誇らしく思う気持ちも、どこかに入っているようだ。ビジネスの世界ではコミュニケーションのツールとして、英語がますます幅をきかせている半面、フランス語は文化・芸術の言語として独特なステイタスをいまだに維持している。

世界中で英語が通じることを当然と思っているふしのある英米人でさえ、フランス語を前にすると「フランス語が喋れない自分って、教養がないなあ」的な肩身の狭さを感じるようなのだ。普及度はともかく、心情的にはフランス語>英語、という隠れた力関係があるのだろう。そしてドイツ語との対比でも、フランス語の優位は変わらない(ドイツ語にはフランス語から借用された単語が数多くあるが、逆のケースは大変に少ない)。イタリアあたりでも、フランス語を話せるのはインテリの証、ということでもてはやされているようだ。

フランス人、過去の遺産でずいぶん得をしている。

ただし日本では外国語イコール英語みたいな風潮があるうえに、英語>日本語という力関係が強烈すぎて(ところで日本で当然のように英語で話しかけてくるガイジンの皆さん、少しは「日本語ができなくて、すみません」という謙虚な気持ちを持ってほしいものだ)、フランス語は蚊帳の外という感じだけど。

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by bonnjour | 2009-01-22 19:51 | 暮らす