ヨーロッパの地方都市を転々とした挙げ句、ポーランドに流れ着いた管理人「B」の日常。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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海を越えた大皿は玉砕
2004年 12月 27日
日本を発つ前に船便で相棒の実家宛に送っておいた引越荷物を解き、破損がないか、調べた。何か不都合があれば、保険会社にすぐ連絡しなければならない。 悲惨なことになっている。何枚か送った瀬戸物の大皿が、全滅だ。梱包は万全にしたつもりで、箱には「壊れ物注意」のマークもしっかりつけたのだが、甘かったようだ。母の子供時代から生家にあったという古い大皿を譲り受けて、荷物に入れたのが、大破している(写真下)。嗚呼。手荷物にして持ってくればよかった。他にも、ちょっと奮発して買ったイタリア製の大プレートとかクリスタルのワイングラスが粉々になっているし、大枚をはたいて買ったフランス製の鋳物鍋に大きな亀裂が入って使用不可能になってしまった。鋳物鍋に亀裂が入るって、いったいどういう荷扱いをしているんだろう。 イタリア製プレートやクリスタル・グラスなどは今からもう一度買いなおすことができるので、へっちゃらなのだが、母から譲り受けた思い出の皿を壊してしまったことで、大いに落ち込む。骨董的には大して価値のある品ではないのかもしれないが、古い品物に込められているsentimental value(感傷的価値)というやつは、なんとも厄介なものである。 これ(写真下)が、亀裂の入った鋳物鍋。重い鍋だったが、衝撃には弱いことを発見し、良い勉強になった。鍋さんよ、今まで美味しいシチューを提供してくれて、ありがとう! 保険会社に申請するために、番号札をつけて証拠写真を撮った。こういう撮影は、むなしいが。
by bonnjour
| 2004-12-27 21:55
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