B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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安全なはずの通勤電車で
いつも朝一番にネットで日本のニュースをチェックするが、今日飛び込んできたトップニュースはJR福知山線の脱線事故だった(TVをつけたらBBCでも東京特派員が事故をレポートしていた。世界的な大惨事である)。新しい情報が入るたびに死亡者数が増えていて、心が痛む。通勤路線の月曜の朝、という利用者が一番多い時間帯にこのような大事故が起こるとは。

今回の事故の真相は調査結果を待たなければいけないが、報道では、ダイヤの遅れを取り戻すために制限を大きく超える速度でカーブを曲がろうとしたのが脱線の原因ではないかといわれている。技術的には世界の先端を行くはずの日本の鉄道でこんな事故が起こるというのは、技術を利用する人間の側に大きな落とし穴があるということだろう。

予想の域を出ないが、事故を起こした運転手は乗客の安全な輸送という、運輸業の根本的な存在理由を忘れて、遅れを取り戻すために速度オーバーを起こしてしまったのではないか。そもそもの遅延の原因は、前駅でのオーバーランにあったということなので、それによるダイヤ遅延は社内処罰の対象だったのかもしれない。処罰を気にして速度オーバーしてしまい、大事故を引き起こしたとすれば、多数の人の命をあずかる輸送機関として、あってはならない事態である。これは、事故を起こした運転手の個人的資質というより、安全を軽視して効率を優先するという会社全体のモラルの低下の表れだろう。

少し前のJCOの臨界事故でもそうだったが、日本には先端の技術や設備があるにもかかわらず、それを運用する人間の不見識や不注意で大きな事故が起こるケースが続いている。技術と、それを利用する人間の質が釣り合っていたかつての日本は取り戻せるのだろうか。
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by bonnjour | 2005-04-25 00:01 | 思う