ヨーロッパの地方都市を転々とした挙げ句、ポーランドに流れ着いた管理人「B」の日常。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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苦節10ヵ月、フランス国滞在許可証を取得
2005年 08月 17日
昨日からフランスの相棒の実家に来ている。今回は、夏休みの帰省もさることながら、管轄の県庁に行って、フランス国滞在許可証の交付を受ける、というのが私にとっては一番の関心事である。というのも、フランスの滞在許可証の交付までのプロセスの長さや、お役所の対応の悪さは色々なところで噂に聞くため、無事に入手できるまでは気が抜けないというわけだ。滞在許可証がないと、運転免許証の書き換えも、銀行口座開設もできず、不便きわまりない。
相棒の実家はマルセイユ(ブーシュ・デュ・ローヌ県)に近いのだが、行政的には隣のヴァール県(県庁所在地:トゥーロン)に属している。で、車を走らせること1時間、軍港として名高いトゥーロンに着いた。県庁は、日本の地方都市の庁舎によく似たムードの現代建築(お役所建築というのは世界共通なのね)。このブログに載せようと庁舎の写真を撮ろうとしたところ、守衛さんが飛んできて、撮影禁止だという。時節柄、セキュリティ・チェックが厳しいようだ。そもそも、こんな面白みのない役所の建物の写真を撮るというのは、怪しい行為だと思われても仕方ない。 申請書類や、6月に移民局で受けた健康診断の受診証、手数料(約27,000円)を添えて窓口に。10分くらいで案外あっさりと、滞在許可証のシール(写真)がパスポートに貼られて手続きが完了した。昨年11月から手続きを開始したので、苦節10ヶ月といったところ。 といっても、今回取得したのは短期の滞在許可で、有効期限は来年の5月だ。これをまた更新して(ということは、また手数料?)、10年有効の正規滞在許可証が下りるのは2年目以降となる。移民への規制が厳しくなっているフランスで、外国人として暮らすのは、結構大変だ。
by bonnjour
| 2005-08-17 00:47
| 暮らす
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