B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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夏休み絵日記(その8:旅行の〆はバチカンを駆け足で)
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楽しい夏休み旅行も最終日。朝、トリエステを出発して空路、ローマ乗換えでデュッセルドルフに戻るのが本日の行程。

しかしこのフライトには難があり、ローマで4時間以上の乗り継ぎ待ちがある。

そこで頭に浮かんだのが「空港から抜け出して、市内を観光できないか?そう、ローマといえばバチカン。サンピエトロに行ってお参りしてこよう」。私は何度か行ったことがあるが、相棒はバチカンはおろか、ローマには一度も足を踏み入れたことがないという。

頭に浮かんだはいいけれど、何も下準備してこなかったので、ローマ市内の地図すら手元にない。空港からとにかく市内に出ようと、国鉄に乗って、適当な場所で降りた。駅の名前はトラステベレ。テベレ川沿いのローマの下町、という程度の乏しい知識だ。

あとはイタリア語の得意な相棒が、道行く人に聞きまくってバスなり地下鉄なりでサンピエトロ方面に向かおうと思ったのだが、バスの運転手さんにきくと、距離的には遠くないが、ものすごく複雑な接続をしないとたどりつけないらしい。

どうしたものかと頭を抱えながら、「この方向らしい」という方角に向かって歩きつつ、道行く人にきいたところ、「この先にテベレ川があり、川の左手を見渡すとサンピエトロの大ドームが遠くに見える。それに向かって歩けば着くはずだ」と教えてもらう。

遥か遠くにそびえる大ドームを目指して炎天下を1時間半。地図なし土地勘ほとんどなしという無謀な試みにもかかわらず、サンピエトロ広場にたどり着いた時には妙な達成感で相棒とガッツポーズを決めてしまった。

肝心のサンピエトロお参りは、入り口のX線荷物検査で時間がかかったこともあり(数年前に来た時にはなかったはずだが、時節柄というものだろう)、大聖堂の中を小走りに移動するという余裕のなさ。「バチカンに行った」という実績作りのためだけの、おバカな小旅行であった。

帰途は、また人に聞きまくって地下鉄と国鉄を乗り継ぎ、空港に着いたのは搭乗時間きっかり。あと20分も遅れていたら、列車を乗り継いで1日かけてドイツに戻るはめとなっただろう。飛行機に乗り込んでからも冷や汗が止まらなかった。
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by bonnjour | 2005-09-03 20:55 | 旅する