ヨーロッパの地方都市を転々とした挙げ句、ポーランドに流れ着いた管理人「B」の日常。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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あっ、カギが!
2005年 10月 01日
やってしまった。今まで、気をつけていたつもりだが、魔がさしたのか...。
土曜恒例のスーパー買出しのため、戸締りをしてドアを閉めた。うちのアパートのドアは内側からカギを差し込んでおくと外から開かない構造になっているので、家の中にいるときはドアの内側にカギを差しっぱなしだ。 先に出た相棒が手にカギを持っているのをぼんやりと眺めながら、私はドアを閉めた。内側に差し込んであったカギは相棒が抜いて手に持っていると疑わず。 ところがこれが全くの間違い。相棒が持っていたのは車のキーで、家のカギはドアに差しっぱなしだったことがすぐに判明。スペアのカギは手元にあるが、そのカギを外から差し込んでも、内側からささったカギが邪魔してドアは開かない。 青くなって、隣町に住んでいる大家さんに電話する。こういう状態になった時にカギをこじあける秘策をご存知なのではと期待したのだが、大家さんもお手上げで、プロのカギ開け職人さんを呼んでくれることになった。 10分もたたぬうちに職人さんが登場(この素早さに、びっくり)。問題のドアを見せると、難しそうな顔をして「うーむ、この錠前部分を壊して、全交換しないといけないな」とか言って、電卓ではじいて出した費用が「150ユーロ」(約2万500円)。 そんなバカなと思って、カギの金具部分のネジをはずせば、錠前全部を壊さなくても解決できるはずだと身振り手振りで訴えると、「じゃあ、ためしにやってみようか」ということになり、問題のドアはたちどころに開いた。もちろん、金具を戻せば全面的に原状回復できる。そんな素人でも思いつくことをプロが知らないはずはないのに、わざと事態を深刻にして高い料金を取ろうとしたのは明らかだ。 ともあれ、職人さんが登場してから10分そこらで作業完了して、料金は結局90ユーロ(約1万2,300円)。当地では二人でちょっとしたディナーを2回、食べられる勘定だ。一瞬の気の迷いのせいで、もったいないことをした。 うっかり屋が多い町に住んでいたら、カギ開け職人は結構良いビジネスだと思う。
by bonnjour
| 2005-10-01 21:00
| 暮らす
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