ヨーロッパの地方都市を転々とした挙げ句、ポーランドに流れ着いた管理人「B」の日常。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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パリ旅日記 その5 買出しツアーに一転
2006年 08月 08日
今日はパリ旅行の最終日。帰りの便は夕方なので、午前中はS子と中華街に食材買出しツアーを決行する。スウェーデン在住のS子も、ドイツにいる私も、ちょっと変わった中華食材は地元で手に入らないのだが、大規模な中華街のあるパリなら何でも手に入ると期待してやってきた。
パリ在住のM子さんが快く案内役を引き受けてくださる。3人で地下鉄に乗りTolbiac駅で下車。 漢字の看板が立ち並ぶ中華街に来て、異国情緒というよりは懐かしさを感じる。とはいえパリの街は道路幅がゆったりしているので、いわゆるアジアの雑然とした感じはなく、香港やシンガポールあたりの都市中心部といった感じだ。 フランスで大成功した中国系ラオス人の陳兄弟が経営する、有名な中華スーパー「Tang Freres」に行く。経営者の出自の関係か、看板にはラオ語も書いてあって、東南アジアに長く暮らして現地の言葉に詳しいS子が「あれ、ラオ語だよ」と教えてくれる。 売り場は、ウキウキするような美味しいもので溢れている。 飛行機で帰る関係で、あまり重いものを持って帰れないのが、いかにも残念。 豆板醤やエビせんべいの素など、あまり重くないものを中心に、色々悩みつつショッピングを楽しむ。日本食品のコーナーも結構、充実しているので、切れかかっていた「みりん」の大瓶を買う。ソニーの故・盛田氏の実家筋である盛田酒造の製品だった。 昼食は、念願のベトナム料理。レアの牛肉薄切りが入ったPhoをいただく。フランスの地方都市の中華料理店は、ベトナム料理との折衷の店が多いが、逆に純粋なベトナム料理を食べるのは難しい。実は、パリならちゃんとしたベトナム料理が食べられると期待してやってきた。 この店は、地元の人らしいお客さんで賑わっているので飛び込みで入ったが、期待にたがわず、美味しかった。 最後にベトナム風バゲット・サンドイッチの店でお持ち帰り。帰りの飛行機が夜8時なので、おやつまたは夕食代わりにする。 M子さんが教えてくれた、中華街で一番評判のよいサンドイッチ店は、昼時とあって順番待ちのお客さんが沢山並んでいた。下の写真の左側にあるショウウインドウでは、サンドイッチ製造過程が通行人から見えるようになっていて、食欲をそそる。 焼き豚をはさんだサンドイッチを購入。2ユーロ20セント。帰りの空港の待合室で食べたら、焼き豚と生野菜(人参の「なます」が美味しい)、そしてニョクマムのソースの組み合わせが絶妙だった。実は先日、ドイツで真似事のサンドを作ってみたのだが、味がイマイチだった。次回はこの味を参考に、家で作ってみよう。
by bonnjour
| 2006-08-08 02:18
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