B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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リラの花が満開
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アパートの庭にあるリラの木が満開の花をつけている。残念ながら私たちの部屋にまでは香りが届かないが、窓から匂い立つような紫色の花を見下ろしているだけで、高貴な香りに満たされる感じがする。

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リラ(英語名:ライラック)はモクセイ科の落葉樹で、春に香りの高い紫色や白色の花をつける。寒冷地でよく育つ木でヨーロッパでは春を告げる花として親しまれているが、日本ではヨーロッパと気候の似ている札幌のライラック並木が有名だ。

リラといえば、エルネスト・ショーソン(1855-1899)の作品に「Le temps des lilas」(リラの花咲く頃)という歌曲がある。友人でもあった詩人モーリス・ブショール(1855-1929)の詩に曲をつけた連作「Poème de l'amour et de la mer」(愛と海の詩)Op.19の第2部「La mort de l'amour」(愛の死)に収められている。「愛の死」というタイトルにふさわしく、「花咲くリラとバラの日はもう来ない。かつての春は輝いていたのに我が愛の花はしおれ、君のくちづけにも目覚めない。花咲くリラとバラの日は我が恋とともに死ぬ」というような喪失の歌だ。



Ernest Chausson "Le Temps De Lilas"
  Philippe Jaroussky, countertenor
  Jérôme Ducros, piano
  Live recording at Théâtre de la Monnaie, Bruxelles
  April 19, 2009

スライドショーの絵画はすべてジェームズ・ホイッスラー(1834-1903)の作品。ショーソンとほぼ同時代人というだけで特に関係はないが、色調や空気感がこの曲にマッチしていなくもない。作品のタイトルはスライドショーの順に下記の通り:

 ◆ Symphonie in White No. 2, The Little White Girl (1864)
 ◆ Nocturne: Blue and Silver - Chelsea (1871)
 ◆ Symphony in White no 1 (The White Girl) (1862)
 ◆ Nocturne in Black and Gold, The Falling Rocket (c. 1874 - 1875)
 ◆ At the Piano (1858-1859)
 ◆ Nocturne in Blue and Gold: Old Battersea Bridge (c. 1872-1875)
 ◆ Nocturne: Blue and Silver - Cremorne Lights (1872)
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by bonnjour | 2009-05-18 09:36 | 聴く&観る