B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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かっこいいアルト
YouTubeでアカウントを取得し、誰かのチャンネルを登録すると、新規投稿があったたびに通知が来る。こうした登録チャネルのひとつ、YouTube名MehdiCapsさん(フランス在住)が数日前に投稿した、この動画を発見。



動画リストの画面サムネイルをちらっと見たときは「ソプラノのヌリア・リアル?」と思ったのだが、よく見たら別人で、歌っているのはヘンデルの「ジュリオ・チェーザレ」のチェーザレのアリアだ。再生してみたら、 美しい容姿にはちょっと不釣り合いな感じさえする男性的なアルト声が飛び出した(若き日のマラドーナみたいな顔をした解説者がちょっと邪魔っぽいが)。コロラチューラのパッセージを軽々と歌う技術にも息をのむが、単なるテクニックの誇示にならず、チェーザレの不敵な英雄ぶりが伝わる堂々とした歌唱だ。長身で細身なので、舞台での男役も映えそうだ。カウンターテナー歌手にとっては手強いライバルかも。

彼女はデルフィーヌ・ガルー(Delphine Galou)という若手のフランス人アルト。エージェントのサイトにあったプロフィールによるとソルボンヌで哲学を学ぶと同時にピアノと声楽も勉強し、様々なコンクールに入賞。2004年にはフランスの若手芸術家育成支援団体ADAMIの新人賞を受けている。

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2007/08シーズンはウィーンでグルックのオルフェオ、フランスのカーンでジュリオ・チェーザレなどを歌い、2008/09シーズンはカールスルーエのヘンデル・フェスティバルでラダミストのゼノビア役、バーゼル・オペラでヴィヴァルディの「怒れるオルランド」のタイトルロールなどを歌っている。

そういわれてみると、カーンでやったジュリオ・チェーザレの公演を報じるニュースを、前にYouTubeで見たことがあった。あの時の凛々しいチェーザレが彼女だったかと、やっと気がついた次第。



↓ こちらがソプラノのヌリア・リアル。澄み切った声でバロック曲を中心に大活躍。ガルー嬢とリアル嬢、面差しは似ているものの(私がそう思うだけ?)、まったく違った声の二人がバロック・レパートリーの二重唱、たとえばヘンデルの「ロデリンダ」の「Io t'abbraccio」なんかを歌ってくれたらいいな、などと勝手に想像している。
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by bonnjour | 2009-10-01 18:34 | 聴く&観る