B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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クラウス・ノミのDeath(Dido's Lament)


2005年にドキュメンタリー映画が公開されてリバイバルした感のあるドイツ出身の歌手、クラウス・ノミ(1944~1983)が歌う、鬼気迫るディドのラメント(ヘンリー・パーセル作曲)。この曲が収められた彼の2枚目のアルバム「Simple Man」がリリースされたのは死の前年の1982年で、これが生前最後のアルバムとなってしまった。彼は、エイズの正体が分からず、同性愛者間に流行る奇病として受け止められていた時期にこの病気で亡くなり、エイズ死した著名人の走りとなった。

もちろん正統的なオペラ歌手の歌唱に慣れた耳には、音程やディクションなど、アレレな点も多々あるかもしれないが、歌手自身が、当時原因も治療法も分かっていなかった病で死を予感しながら録音したこの歌には、魂の叫びのようなものを感じる。とりわけ「Remember me」のリフレインは悲痛だ。

サラ・コノリー様やマレーナ・アーンマン様が歌う正統派のディドも素晴らしいのだが、たまにはこんな変わりダネも如何?
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by bonnjour | 2009-10-17 10:31 | 聴く&観る