B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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イタリア旅日記: ヴェローナは駆け足で
今回の旅行プランを立てたとき、まずパリから格安航空券で行ける目的地としてベネチアとミラノを選び、その間を周遊することにして、途中下車すべき都市を探した。建築家パラディオの作品が街中に残るヴィチェンツァや、ジュリオ・ロマーノの大迫力壁画が待っているマントヴァ、そしてちょっと遠回りになるがフィレンツェなども心ひかれたのだが、今まで不思議と縁のなかったヴェローナに行ってみるかと、少々消極的な理由で行き先を決めた。

街中がテーマパークじみたヴェネチアから列車で1時間あまり。ヴェローナに着くと、北イタリアらしい、豊かでしっとりとした街が広がっていた。

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ヴェローナは夏の野外オペラで有名な場所だが、シーズン外れに訪れるのも静かでいいものだ。

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ローマ時代を起源とするエルベ広場。広すぎず、狭すぎず、広場としてはちょうどいいサイズ。手前の柱の上に載っている、翼のある獅子で表された聖マルコはベネチアの守護聖人だが、この街は、かつてベネチアに支配されていたのだ。

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15世紀に作られた階段は、まだ現役。

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ジュリエットのモデルになったカプレーティ家の令嬢の家が「ジュリエットの館」として公開されている。外観だけ眺めて、入らなかったけど。

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ロマネスク様式だった建物をゴシック様式に改築し、さらに後でルネサンスの味を付けたドゥオーモは、内部に入るとティツィアーノの聖母被昇天図があったりして、各様式てんこ盛りの不思議な調和が珍しくて、思わず長居してしまった。

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14世紀後半に建てられたカステル・ヴェッキオは、建築家カルロ・スカルパが原型を生かした改修を行い、今では市立美術館として活用されている。ベネチア派やヴェローナ派の珠玉の作品が所蔵されていて、イタリア地方都市の文化的底力を感じさせる美術館。

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メニューに北イタリア名物のボリート・ミスト(茹で肉の盛り合わせ)があったので飛び込んだレストラン。外からは分からなかったが、中に入ったら室内装飾も洒落たちょっと高級路線の店だったので、一人で入ってちょっと後悔。ボリート・ミストは大変に美味だったが、一人前のポーションがドイツやデンマーク並み(笑)だったので(しかし味はずっと繊細)途方に暮れた。健啖家の威信にかけて、一応、完食。
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by bonnjour | 2012-02-02 09:22 | 旅する