B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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お風呂映画
スウェーデンに住んでいる学生時代の友人Sが来週、東京に来るという。「古代ローマ人お風呂設計士の日本映画(題名忘れた)を見たい」というので、一緒に行く約束をした。もちろん、その日本映画とは今ヒットしている「テルマエ・ロマエ」のことだ。古代ローマ時代の浴場設計技師が、ひょんなことから時空を超えて現代の日本にやってきて、その独特のお風呂文化に圧倒されつつ、そこで見聞きしたものを古代ローマに戻って応用し、名声を高めていくというハチャメチャなお話。



これはヤマザキマリの漫画作品の映画化だが、実は私は日本に来るたび単行本を買い求め、全巻(といっても4巻だ)を揃えた。漫画に熱中した学生時代(漫研で下手くそな少女漫画を描いていた。憧れの人は萩尾望都、竹宮惠子、山岸凉子...)から一転して、社会人になってからは漫画から遠ざかっていたが、いきなり昔の熱がぶり返した感じ。笑いたくなると、この本を取り出して一人でニヤニヤしている。海外在住の作者が、浴槽がないのが標準の住環境の中で、風呂好き日本人としてのフラストレーションを発散するために描いた作品、というエピソードにも共感を覚えた。私もデンマークにいた3年間は浴槽のない生活で困り果てた。

さて映画版だが、古代ローマと現代日本をまたにかけたSF的な設定を、主要なキャラクターは日本の俳優を使って実写版で製作するというのに興味をそそられた。それにしても主役の阿部寛選手は顔が濃い。他の役者も、予告編を見る限り、見事にローマ人風に化けている。聞くところによると、海外での公開も続々と決まっているようだ。アートシアター系の日本映画だけでなく、こういう娯楽大作が海外に紹介されるのは、日本のポップカルチャーを知ってもらう意味で意義深いことだと思う。

映画版に先立ち、今年初めにはアニメ版もテレビ放映されているが、それに英語やスペイン語の字幕を付けたものがYouTubeにアップされている。海外のアニメファンが字幕職人をやったのだろうか。動画を勝手にアップされたテレビ局には申し訳ないが、こうやって日本発のコンテンツが草の根式に紹介されていくのは嬉しいことだ。


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by bonnjour | 2012-06-21 01:26 | 聴く&観る