ヨーロッパの地方都市を転々とした挙げ句、ポーランドに流れ着いた管理人「B」の日常。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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思い切って、フェラーリを注文してしまった
2008年 08月 03日
フェラーリを注文してしまった。前から欲しかったんだ。ちょっと高かったけど、思い切って注文した。
...... といっても ↑こいつじゃなくて ...... という音楽CDである。 エンツォじゃないこちらのフェラーリさんは、ベネデット・フェラーリ(1603頃-1681)という、イタリアの作曲家&台本作家。ローマ、パルマ、ヴェネツィアなどで活動し、神聖ローマ帝国のフェルディナント3世に招かれてウィーンでも仕事をしている。残念ながら彼の書いたオペラ作品は完全な形では現存していないが、オラトリオと、「Musiche varie a voce sola」(独唱のための色々な音楽)と題したモノディ(独唱または少人数の重唱に伴奏をつけた声楽作品)集3冊が残されている。 今回注文したのはこの「Misiche varie」から14曲を、私が贔屓にしているフランスのカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキー(下の写真)が歌っているもの。ある所でこのディスクの抜粋を聴き、その澄み切った声と情感あふれる歌唱にすっかりとりこになってしまった。ジャルスキー自身が結成したEnsemble Artaserseの、古楽器を使用した伴奏も美しい。 ところがこのディスク、2003年にAmbroisieというマイナーレーベールから発売されたのだが(録音時、ジャルスキーはまだ24歳!)現在は廃盤になっている。良い作品なのに残念。ジャルスキーは現在、Virgin Classicsの専属アーティストなので、権利関係がからんでいるのだろうか。 それでAmazonのマーケットプレイスで中古商品が出ないか、ちょくちょくチェックしていたのだが、出物があったので思わず注文してしまった次第。定価22ドルの商品が62ドル。差額の40ドルがプレミアム?でも日本のAmazonに同タイトルの中古品が14,674円という高値(暴利?)で出ていたので、まだましかも。 米国から海を越えて無事に届いてくれることを祈っている。 同じCDを幸運にも別の方から譲ってもらったCeciliaさんの記事もご参照。
by bonnjour
| 2008-08-03 18:51
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