B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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ショッピングざんまい in Paris。でも買ったものは...
旅行最終日となる今日は、パリでショッピングざんまい。

といってもルイ・ヴィトンやシャネルの店に行ったわけではない。そもそも今日は日曜日で、たいていの店は閉まっている。

行先はパリ13区の中華街、目当てはデンマークでは手に入らない(またはとても高価な)中華食材。中華街の店は日曜日に営業しているときいていたので、この日をショッピング日にあてた。

昼過ぎに到着したため、まずは腹ごしらえ。こちらのレストラン(ベトナム風中華料理)で、
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名物のフォー(ベトナムの牛肉うどん)と生春巻きのセットを取る。味は日本人にはちょっと甘め。ウエイトレスが、中国系の初々しいお嬢さんばかりで(<==おじさん的感想)、フランスにしては驚くほど愛想がよいのが新鮮。
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そして訪れたのが、陳氏百貨商場(Tang Frères)。中国系ラオス人の陳兄弟が短期間に築き上げたアジア系食品の流通業大手だ。広い売り場に商品の品揃えも豊富で、値段もデンマークに比べれば安いとなるとたくさん買い込みたいところだが、飛行機で持って帰ることを考えると、買うものを厳選しないわけにいかない。
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で、今日の戦利品はこの通り。調味料と中国のお酒。これで自宅で「なんちゃって中華」ができる。
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中華街で買った食品をいったんホテルに置いてから、今度は凱旋門を目指して地下鉄に乗る。せっかくパリに来たのだから、ベタな観光地も訪れて証拠写真を撮ってみるのもいい。
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凱旋門からシャンゼリゼ通りをブラブラ歩いた後、地下鉄に乗って今度はマレ地区に。ここはパリのユダヤ・コミュニティの中心地で、黒服に帽子をかぶった正統派ユダヤ教徒の男性やキッパを頭に載せた男性が行きかう。ユダヤ料理のレストランやチーズケーキの店多し。タルムードなどユダヤ教関連の書籍を売る店もある。ユダヤ教徒の多い地区ということが影響しているのか、日曜日に開いている店が多いのがマレ地区だ。
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そしてユダヤ・コミュニティのほかにマレ地区で目立つのは、ファッション性の高い商品を売るブティックと、ゲイの人たちが集まるバー。通りがかったあるバーに、男性しか入っていないので「おっと、これって......」と思ってお店をよく見たら、ゲイのシンボル、レインボーカラーの旗が外に掲げてあった。こういうふうに表示しておいてくれると、ストレートの人間が間違って入って互いに気まずい思いをすることもないからいいね。

マレ地区散歩を早々に終えて、次はNさん夫妻と夕食の待ち合わせをしている市庁舎前に行く。Nさんの発案でサンルイ島にあるカフェレストランで食事することにした。そこに向かう途中、ノートルダム大聖堂を通りかかり、せっかくだからと中に入る。ちょうど日曜日のミサの途中だったが、見学者用の入り口が分けてあり、ミサの最中でも見学が可能。私たちが入った頃はちょうど聖体拝領が始まろうとしているところだったが、聖歌隊の歌がとても美しいのに感動。前回ご聖体を頂いたのははるか以前という罰当たりな私であるが、聖体拝領の列にフラフラ進みでて、拝領してしまった。ミサ前半をすっとばしてズルをした私を許してください。

ところで聖体拝領の間、司祭の横に信徒代表みたいな人が立って、手でご聖体を受けた人たちがそれをちゃんと口に入れるのを確認していた(現在の慣習では、口で直接受けるか、手で受けて口に入れるか、任意となっている)。すぐに口に入れない人には注意をしている。ミサ中に聖体をくすねて黒ミサまがいの冒涜行為を行う者がいるので用心しているようだ(裏社会ではそうした聖体に結構な値がついて取引されているときく)。ちなみに私は口で受けると司祭の手をペロリとなめてしまうのではないかという強迫観念が常にあり(笑)、手で受けている。

目指すカフェレストランはすぐ見つかった。ノートルダム大聖堂が見える絶好のロケーション。私はタルタル・ステーキ・ロッシーニ風というやつを頼む。ロッシーニ風とはフォアグラを添えた料理だから、いかにも「自分自身がフォアグラになりそうな料理」なのだが、パリ最後の夜だからと自分に言い訳し、贅沢のしだめをする。おまけにデザートまで頼んでしまい、カロリー&予算オーバー。
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Nさんと直接会うのも今夜が最後なので、名残り惜しくて猛スピードでおしゃべり。日本在住のNさんとデンマーク在住の私が、同じ音楽家のファンという縁でなぜかフランスでご対面することになるなんて、もののはずみというのは本当に面白い。こんなことが可能になったのも、実際に会う前にSNSサイトやメールでやりとりをしてある程度、気心を知ることができたおかげだ。ネットというインフラの有難味を感じる。
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by bonnjour | 2008-09-14 08:19 | 旅する