B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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ちょっとだけスウェーデンに行ってみた
前夜、遅くまでオペラを堪能したので午前中はゆっくりと身支度。11時にホテルをチェックアウトした後はコペンハーゲンから列車で35分の距離にあるスウェーデンのマルメ(Malmö)に渡った。ここに、学生時代の友人S子が地元出身のパートナーと暮らしているので、会いにいったというわけ。お二人には、数年前、フランスの相棒の故郷(南の端のほう)で挙げた我々の結婚式にお越しいただいた。ちなみに相棒も私も、初めてのスウェーデン訪問でワクワクする。

マルメはエーレスンド海峡(最も狭い部分は7キロ)をはさんでコペンハーゲンの対岸にある、スウェーデン南部の主要都市。2000年に完成したエーレスンド橋のおかげでコペンハーゲンとの間の交通の便が飛躍的によくなったので、国境を越えて通勤する人も多いらしい。現地通貨の強弱関係もあり、デンマークの方が給与水準が高く、スウェーデンの方が物価が安いのだ。

海をはさんで隣同士にありながら、スウェーデンがデンマークと大きく違うのは移民政策だ。デンマークが2001年の政権交代後、ヨーロッパの中でもとりわけ厳しい移民政策を取るようになったのに比べ、スウェーデンは非常に寛大で開放的な政策を掲げている。そのせいか、マルメもとても移民が多くて、今日はそうした移民向けのエスニックなレストランや食品店が密集しているエリアでS子夫妻とランチに「ファラフェル」(中東が起源の豆のコロッケ)を食べるという趣向。エスニックな食品を食べたりエキゾチックな商店を見て回るのが好きな私にはとても嬉しい。
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↑これがS子おすすめのファラフェルのお店で食べた、ファラフェルとケバブの盛り合わせ(50スウェーデン・クローナ)。揚げたてのファラフェルとスパイシーなケバブがとても美味しかった。おまけにスープと飲み放題の紅茶が無料サービスされる。50クローナは、デンマークの通貨に換算すると約38クローネとなるが、デンマークでこれだけのものを注文すると2~3割は高くなると思う。物価の格差を実感。

ランチの後はエスニック地帯の商店をちょっと冷やかしてから、日曜日もオープンしているドイツ系安売りスーパー「Lidl」に立ち寄る。ここで「シャワージェル1リットル入り」とか「ひげそりクリーム」とか、生活感あふれるものをいくつか購入。なんといってもデンマークで買うよりだいぶ安いのだ。スウェーデンまで来て安売りの生活雑貨を買い込むとは、かなり情けない旅ではある。

その後、これまたS子おすすめのイタリアン・ジェラートの店で繊細な味のアイスクリームを堪能する。「ドルチェ・シシリア」という名前のお店で、イタリアンな顔立ちのお兄さんが盛ってくれたジェラートはイタリアの美味しめの店(本場イタリアでも、大量生産風の普通のアイスに遭遇してしまったりするのだ)で食べたものに匹敵する味で感激。この店があるのはリッチ層向けの高層マンションが建つベイエリアだが、そのマンションというのが、ねじれたタワーの形をしていて、造形的には面白いかもしれないが、私は美しいと感じなかった。だが幾何学が専門の相棒は、異様に興奮して写真を撮っていた。あの「ねじれ」に、心の琴線に触れるものがあったのだろうか(笑)。
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マンションの先はもう海で、対岸のデンマークが見える。海と空の狭間に見える構造物が、エーレスンド橋。
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オーフスに帰る時間が迫っているので長居はできなかったが、久し振りにS子夫妻に会え、スウェーデンの土も踏み、充実の訪問だった。
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by bonnjour | 2008-10-12 07:54 | 旅する