B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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ヴィヴァルディのStabat Mater
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ヴィヴァルディのStabat Materが好きだ。仕事中も、作業用パソコンのiTunesで毎日のように聴いている。アルト独唱のための曲なので、スコアを見ながら自分で口ずさんだりもする。とりわけ週末の気分の良い朝には、コーヒーを淹れながら「すたーばと まーてる どーろろーさ~~」と歌いたくなる。「十字架にかけられたイエスの傍らで嘆き悲しむ聖母マリアが立ちつくす」というシーンから始まる受難の歌なのだから、朝のコーヒーを作りながら歌うのは大変に不謹慎ではある。

で、iTunesに入っている演奏は、カウンターテナーのアンドレアス・ショルがキアラ・バンキーニ指揮の「アンサンブル415」の演奏で歌ったものと、アルトのマリー・ニコル・ルミューがジャン=クリストフ・スピノジ指揮の「アンサンブル・マテウス」の演奏で歌ったもの。ショルのバージョンは端正な歌いぶりで、感情に流されないクールな感じがする。一方、ルミューの方は慈母を思わせる包容力のある歌い方が印象に残る。仕事中に聴くにはショルのクールな演奏のほうが都合がいいので、再生回数も自然と多くなる。

また、最近加入したナクソス・ミュージック・ライブラリーでよく聴いているのが、ポーランド出身のカウンターテナー、ヤクブ・ブジンスキが自らの古楽アンサンブル「ラ・テンペスタ」を指揮して歌ったもの。これは打楽器を入れた楽器編成と独特な装飾音、早めのテンポで、かなり度肝を抜かれる演奏だ。プロフィールを見ると1976年生まれという若い演奏家だが、「才気走った」という形容詞が思わず浮かんでくる。

そして、このお方を忘れてはならない。初音ミク様である。

私の初音ミク初体験は、実はこの曲。ほんとによくやるものだと、感心するやら、あきれるやら。

さて、この歌の「オチ」というか趣旨だが、御子を失った聖母マリアの悲しみに思いを馳せ、それを追体験することで神の恩寵を求める、というもの。初音ミク様とは、どうにもミスマッチなのだけど。
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by bonnjour | 2008-10-23 11:56 | 聴く&観る