B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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2005年 03月 28日 ( 1 )
初聖体受領の子供たち
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今日はイースター・マンデー。アパートの向かいの教会に、晴れ着を着た少年少女が続々と集まってきた。女の子は白いドレスに白い花冠、男の子はネクタイにスーツ姿。初聖体拝受の儀式だ。

初聖体拝受は、幼児洗礼を受けたカトリック信者が物心のつく7歳くらいになった時に、聖体(キリストの身体を象徴するパン、というか今は直径2センチくらいの鉱泉煎餅に似た食品が使われる)の意味を勉強した上で初めて聖体拝受にあずかる儀式だ。子供の成長における通過儀礼という意味では、趣旨は全く違うが日本の七五三にも比較できるような気がする。

外国映画では、たまにこの初聖体拝受のシーンが出てくる。スペインのビクトル・エリセ監督の「エル・スール」(1983年)では、主人公の少女が初聖体拝受の日に、後に自殺することになる父とダンスを踊るシーンが印象深く描写された。また、若き日のカトリーヌ・ドヌーブが、夫に隠れて娼館で働くブルジョワ妻を演じた「昼顔」(1967年)では、初聖体拝受の際に唇をぎゅっと結んで拝領を拒否した主人公の少女時代の回想シーンが挿入される(これが実際にあった出来事なのか、主人公の心に巣くう悪への誘惑を象徴する空想なのか、私にはわからない)。
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ところで、新年が明けた頃から、街なかのショウウインドウには、初聖体拝受用の衣装が色々と飾られていた(写真)。特に女の子の場合、この日にしか着られない白いドレスや白い靴、花冠と、何かとモノイリのようだ。経済観念の発達しているドイツ人のこと、親戚どうしでお古を譲りあって安く済ませているのかもしれない。
これは白いドレスに合わせた女の子用の靴。
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by bonnjour | 2005-03-28 23:48 | 暮らす