B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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2009年 06月 25日 ( 1 )
実は王室ネタが好き
実はヨーロッパの王室ネタが好きだ。昔、ベルギーを旅行中に当時のボードワン国王が逝去し(1993年のこと)、地元のマスコミは当然ながら国王崩御の報道一色となり、その熱気につられて地元の雑誌の国王追悼号を買ったのが王室ウォッチングの始まり。日本で圧倒的に有名な英国王室は有名すぎてウォッチのし甲斐がないので、ベネルクスや北欧諸国の王室が狙い目だ(笑)。

そのひとつであるデンマークでも、ご多分にもれずゴシップ誌の表紙にはデンマーク王室のメンバーが度々登場し、その動向がこと細かに報道される。

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ということで、表紙の常連さんである王室メンバーの方々を順不同でご紹介。

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上の写真の二人は同一人物みたいに見えるが別人で、ともに外国からデンマーク王室に嫁いだ民間女性だ。右がオーストラリア出身で、シドニー・オリンピックの際にフレデリック皇太子と知り合い、妃となった旧姓メアリー・ドナルドソンさん。左がフレデリック皇太子の弟であるヨアキム王子の二度目の妃となった(昨年成婚)フランス人の旧姓マリー・カバリエさん。顔が似ているだけでなく名前まで同じなので話題になった。若くて美しい二人の妃のファッション対決が地元雑誌をたびたび彩る。ちなみに皇太子妃メアリーのお父さんはオーストラリアの大学で教鞭をとる数学者で、少し前に相棒の勤務先に客員教授として赴任していたが、我々がデンマークに来る前に離任された。宿舎が一緒だった方の話によると「娘が王室メンバーになったことなど感じさせない、気さくなオジサンという感じだった」とのこと。

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フレデリック皇太子(右)およびヨアキム王子(左)の結婚式の写真↑ も、お妃のソックリぶりがわかって面白い。フレデリック皇太子夫妻には一男一女があり、ヨアキム王子にも前回の結婚でもうけた二人の王子に加え新妻マリー妃が今年5月に男児を出産と、後継ぎに恵まれてめでたいことである。

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↑ こちらはヨアキム王子の初めの妃で、二児をもうけた後に離婚した旧姓アレクサンドラ・マンリーさん。香港の英国系コミュニティで生まれ育った人で、英中混血の父親と東欧系の母親を持つ中国系クォーターだ。1995年の成婚時にはヨーロッパ王室に入った初の東洋系女性として話題になったが、わずか1年で難解なデンマーク語を完璧にマスターし、その聡明さと美貌、公務への熱心な取り組みで国民の圧倒的な人気を得た。遊び人のヨアキム王子と2005年に離婚した後、2年後に14歳年下の王室カメラマンと再婚して世間をあっといわせたが、民間人に戻った今もその人気は衰えず、セレブとしてゴシップ誌がウォッチを続けている。ちなみに一番上の写真はゴシップ誌の表紙例だが、ヨアキム王子と婚約者(当時)のマリー・カバリエ嬢が、前妻アレクサンドラ妃が生んだ二人の王子と仲むつまじくスキーをする様子を中央に据え、左にはアレクサンドラと再婚相手のカメラマンの写真が並んでいる。

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↑ デンマークの元首であるマルグレーテ2世女王と、王配のヘンリック殿下。美人で気さくな性格といわれる女王は、まさに「国母」の風格がある。フランス貴族出身のヘンリック殿下は幼少時を仏領インドシナで過ごした元外交官で、東洋研究の拠点として名高いフランス国立東洋言語文化研究所(INALCO)でベトナム語と中国語を学んだが、いまだに仏語訛りが抜けないデンマーク語は国民の格好のジョークのネタらしい。国家元首の夫という立場は、出しゃばりすぎてはいけないし、かといって存在感がないのも困るから、身の処し方が大変だと思う。外交官というやり甲斐のある仕事を辞めて外国の王室に飛び込んだ勇気は相当なものだろう。
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by bonnjour | 2009-06-25 17:52 | 暮らす