B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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天気予報は見事に当たり雪が
朝起きると妙に外が明るい。これはもしやと思って戸を開けると外は一面の雪。

昨日、春のような晴天のなかで翌日は雪になるとの天気予報をきいたときは半信半疑というか、「10%信90%疑」くらいだったが、さすが気象の専門家、見事に予報してくれました。

しかし南仏の雪はヤワだ。未明から降っていた雪だが、午後には降り止み、夕方には青空と澄んだ空気、春を思わせる柔らかな風までが戻ってきた。道路の雪はほとんど蒸発している。やっぱりここは、南国。
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by bonnjour | 2005-02-28 23:12 | 旅する
有名な観光地のエクサンプロヴァンスに行く
日曜日なので遠出をしよう、ということで、南仏を回るツアーでは定番となっている観光地のエクサンプロヴァンスに行くことにした。相棒の実家からは車で45分ほどの場所なので、ご近所といってよい。

エクサンプロヴァンスは画家のセザンヌの出身地で、彼のアトリエはこの街の観光スポットの一つになっている。そういえば通りの名前や映画館にまでセザンヌの名前がつけられている。有名人ゆかりの地というのは、観光業的には大きなポイントだろう。印象派の熱烈なファンというわけではない私は、セザンヌ関係の観光スポットはすっ飛ばして、郷土史博物館みたいな所で18世紀の衣装をつけた人形が勢ぞろいの「人形の家」を見て和んだ。

冬だというのにここ南仏の日差しはかなり強い。ドイツでみた冬景色が青灰色でブリューゲルの風景画を思わせるとしたら、南仏の冬の空気は明るくて澄み切っている。こんな気候が、光の一瞬の変化をカンバスに残そうとした印象派を生み出したんだな、と納得する。

今日の夜からこの近辺では雪が降る、との天気予報で高速道路の電光掲示板でもその旨の注意書きが出ているが、本当に雪なんて降るのだろうか。空は抜けるように青く、空気は春のように柔らかだ。
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(写真: 裏通りで遭遇した何気ない噴水だが、風情があるので写真を撮ってしまった)
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by bonnjour | 2005-02-27 22:42 | 旅する
市場でワクワク
昨日から相棒の実家のある南仏マルセイユ近郊に来ているが、今日土曜日は隣町で週一回の市場が立つので、覗いてみることにした。

普段は駐車場になっている空間に、この日だけ露店が立つ。扱う品物は生鮮食料品、オリーブ油・オリーブ石鹸など南仏の特産品、ハムやサラミなどの加工肉、台所用品に日常着、果ては無名画家の油絵(とても下手)やベッドのマットレスなど、なんでもありだ。

魚コーナーにいくと、美味しそうな魚が氷の上で買い手を待っている。頭だけ売られている魚もあるが、こっちでも兜煮なんてのがあるのだろうか(まさか)。ここはマルセイユから内陸に1時間ほど入ったところなので、魚を常食にしている地域ではないが、それでもドイツに比べると売られている魚の種類・量はずっと多いのに感心する。c0163963_2241620.jpg

フランス語でシャキュトリーと総称されるハムやサラミなどの豚肉加工品もよりどりみどりで、特に白い粉をふいた手作りのドライソーセージは、見ているだけでヨダレが出てきそうだ。売り手のおっさん達も商売上手で、ヨダレをたらしている客には素早く味見用の小片を差し出してくれる。c0163963_22415043.jpg


市場で売られている品は、概してスーパーの大量生産品よりは割高だが、地方色豊かな手作り品も多く、その土地本来の食生活が覗けるので面白い。資本力にものをいわせた郊外型の大型スーパーで格安な食料品を一週間分買いだめするというアメリカ式のライフスタイルがフランスでも普及してきたそうで、この市場も年々規模が縮小されているそうだが、なんとか頑張ってフランスの食文化を継承していってほしいものだ。
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by bonnjour | 2005-02-26 22:40 | 旅する
格安エアラインHapag-Lloyd Expressに乗ってみた
マルセイユ行き当日だ。ボン中央駅からケルン空港までバスに乗ること約20分。日本の地方都市の空港を思わせるこじんまりしたこの空港からは、私が今日乗る格安エアラインのHapag-Lloyd Expressのヨーロッパ各国行きの便が沢山出ているせいか、いたるところにこの会社のシンボルカラーである黄色の看板やバナーが出ている。c0163963_2239191.jpg

自由席なので早めにチェックインをすませる。通常の航空券はなく、インターネットで予約した際の予約番号と写真付きID(パスポートが一般的)を提示すると搭乗券をくれる(このチケットレスのシステムは、格安でない航空会社でもずいぶん一般的になってきたようだ)。搭乗口で待つこと少々。機内に乗り込むと、乗客はそれぞれに好きな席を選んで腰を落ち着ける。指定された座席を探すより早く着席できるので、運営上は効率的なのではないか。

シートはグレーのビニールレザーで、布張りのものより掃除が簡単そう。頭の部分には不織布でできた使い捨てカバーがかかっているが、後の席から見える部分に各都市からの就航便を案内する広告が出ているのがご愛敬だ。座席ポケットには安全のしおりと乗り物酔い用袋、そして機内で有料販売する飲食物のメニューが入っているが、機内誌なんていうお金のかかるものは置いていない。客室乗務員の制服は女性もパンツスタイルで、機能最優先という感じがよい(客室乗務員は緊急の際の安全要員としての任務が一番重要なのだから、何があってもすばやく動ける服装が乗客に対しての最大のサービスだと私は思う)。

飲食物の価格は、街のファストフード並みといった感じでソフトドリンク類、焼き菓子などが各2ユーロ(約280円)、飲み物と菓子をセットにするとちょっとお得で3ユーロといったところ。新幹線の車内販売みたいなノリで、つり銭バッグを提げた客室乗務員がカートを押しながら売り歩いている。私は何も買わなかったので、味は不明。そのほかに、オリジナルのぬいぐるみや腕時計、飛行機の模型といった定番お土産類も機内販売で回ってくる。

飛行は快適で、離着陸も、もちろんスムースだった。次回もまた使いたいと思う。
ところでケルン空港内にあったこのお店(写真下)、ドイツでチェーン展開をしているH系ショップだが、なんで空港にこういう業種が出店するのか、真意を知りたい。まさか、海外買春ツアーに出る方々(ドイツは、日本と並んでこの種のツアーが悪名高い)に向けて「買い忘れたものは、ありませんか?」と呼びかけているわけでもないだろうが。
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なお、ショウウィンドウを見る限り、扱っているのはエッチな下着や各種「大人のおもちゃ」だが、中に入って見なかったので、品揃えのほどは不明。
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by bonnjour | 2005-02-25 22:37 | 旅する
タクシーより安い空の旅
所用があり、金曜日から相棒の実家のある南フランスに行く。前回は自動車でまる一日かけて移動し疲れ果てたのだが、今回は飛行機でケルン(ボン中央駅からバスで約20分)からマルセイユまで、約1時間半の空の旅だ。c0163963_22371560.jpg

今回使うのはヨーロッパ内の各都市を格安便で結んでいるHapag-Lloyd Expressという航空会社で、キャッチフレーズは「タクシーの料金で飛ぼう」である。これは誇張ではなく、今回予約した便は、ケルンとマルセイユを往復して一人56ユーロ(約7800円)ほど。タクシーより安いというのが実感だ。

ただしこの会社の価格設定は運航日によってまちまちで、バーゲン価格片道1セント(ただし税金が別途かかるのでそれなりの料金にはなる)から100ユーロを越す日まで、価格の開きが大きい。また早い時期に予約すると割引率も大きい。そのカラクリは、予約の時点でクレジットカードから料金が引き落とされてしまうのだ。当日乗らなくても料金の払い戻しは、もちろん、ない。

こんな「ギリギリまで無駄をなくして格安を実現しました」という航空会社なので、チケットの発行はなく、乗客は電子メールまたは郵送で送られてきた予約確認書を提示して搭乗する。座席は早い者勝ちの自由席(もちろん人数分の席は確保されている)、機内での飲食物サービスはなく、欲しい人には有料で販売するという。

なんだか、乗るのが楽しみだ。飛行機というと、どうしても特別な乗り物という印象があり、身構えてしまうが、こんな乗り合いバス感覚の飛行機なら、リラックスできそうだ。
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by bonnjour | 2005-02-24 22:36 | 旅する
これはゴミ箱ではありません
道端にいきなり出現する大きなスチール製の箱。巨大ゴミ箱の風格が漂うが、入れるものは赤十字に寄付する古着・古毛布類で、きれいに洗濯した上でビニール袋に密閉してこの箱に投げ込む。c0163963_22351978.jpg

この箱で回収するほかに、各家にビニールの専用袋が配布され、決まった日にちに回収に来るという活動もしている。私は日本を出るときに不要な衣類を全て処分してきてしまったので入れるものがないが、こんな箱が日本にもあったら便利ではないかと思った。

ただし、赤十字から寄付を受けた途上国では、無料の古着が大量に入ってきてしまうために地元の衣料ビジネスが振るわなくなり、かえって現地の首を絞めている、というマイナス面もあるらしい。援助か自立支援か、という避けられない課題だ。
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by bonnjour | 2005-02-24 22:34 | 暮らす
雪景色/ブッシュのドイツ訪問
c0163963_2234377.jpg今日は雪。日本では春一番が吹いて黄砂が観測されたそうだが、ここではまだ春は遠いようだ。アパートの向かいにある教会の屋根にも雪がうっすらと積もっている。なんだかクリスマスカードの絵みたいだぞ。

ところでブッシュ米大統領がいまヨーロッパを訪問中で、今日はドイツのマインツでシュレーダー独首相と会談の予定。イラク問題を巡って関係が悪化したドイツやフランスなど「古い欧州」との関係回復が目的のひとつだそうだが、ちょっと来たくらいで仲直りできるものだろうか。ともかく、今世界で一番恨まれている人なので、訪問先はどこも厳戒態勢だそうで、この日は仕事にならない、とマインツ在住の友人Dは恨むことしきりである。
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by bonnjour | 2005-02-23 22:33 | 暮らす
サクラ咲く?
駅に行く道の途中に植物園があるが、そこで桜のような木を発見! まだ2月なのにドイツでは桜が咲いている?異常気象だろうか、と驚いたのだが、学名が表示してあったので(植物園でよかった)、後で調べたら同じサクラ属ではあるが、ビターアーモンド(Prunus dulcis var amara)の木だった。
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日本の桜の、風が吹いたらはらはらと散るような儚げな美しさはないが、春の訪れを感じさせる花だ。
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by bonnjour | 2005-02-21 22:31 | 暮らす
公園の中の無人図書館
近所の公園を散歩していてみつけた。大きさは普通の家庭用の本棚ほど。ガラス戸の中に本が入っていて、自由に借りていくことができる。読み終わったらこの戸棚に返す、または別の本をかわりに寄付する、というのがルールのようだ。

面白い本があったら借りたかったが、あいにく全部ドイツ語の本だったので断念した。またのぞきに来てみよう。
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by bonnjour | 2005-02-20 22:30 | 暮らす
寒い日。トルコ式チャイで暖まろう
昨日から断続的に粉雪が舞っている。東京の雪は温度が高く湿っていたが、さすがにここではパウダー状の雪がはらはらと降ってくるので、なんだかスキー場に来たような感じだ。

先日買ったトルコの紅茶葉でチャイを作ることにする。トルコのチャイは、牛乳で煮出すインド式のものと違い、特別な二段重ねのポット(写真)で淹れる。c0163963_22285399.jpg
下段のポットに水を入れ、それをコンロの直火にかけた上で上段のポットに入れた紅茶葉を少量の熱湯で蒸らしつつ、時間をかけて抽出するのがトルコ式だという。
そういう特別な器具は持っていないので、ステンレス製のティーポットに紅茶葉と少量の熱湯を入れて、湯煎にかけた。時間をかけて紅茶のエキスを抽出すると、なかなかいい感じである。紅茶葉の特質なのか、淹れ方の違いなのか、渋味がほとんどなく、花のような香りが立つ。c0163963_22292232.jpg


準備するのがちょっと面倒くさいが、手間に見合った味だ。ティーバッグの紅茶がファストフードだとすると、これはスローフードなのかも。
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by bonnjour | 2005-02-17 22:27 | 暮らす