B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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まともに座れる椅子が欲しいなあ
今借りているアパートは家具付きだったのだが、書き物やコンピューターをするのに適した椅子は、家の中に一脚もない。今週は在宅でやっている仕事のバックログがたまってしまい、毎日ほぼ一日中パソコンに向かっているのだが、作業をしているのが食卓のテーブルで中途半端な高さの上、腰痛を招くように設計したとしか思えないヘボな椅子で、疲れることこの上ない。

それで、今のあこがれは北欧製のバランスチェア(写真)。人間工学により、長く座っても疲れないように設計されているという。欲しいなあ。
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by bonnjour | 2005-03-31 23:50 | 暮らす
初聖体受領の子供たち
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今日はイースター・マンデー。アパートの向かいの教会に、晴れ着を着た少年少女が続々と集まってきた。女の子は白いドレスに白い花冠、男の子はネクタイにスーツ姿。初聖体拝受の儀式だ。

初聖体拝受は、幼児洗礼を受けたカトリック信者が物心のつく7歳くらいになった時に、聖体(キリストの身体を象徴するパン、というか今は直径2センチくらいの鉱泉煎餅に似た食品が使われる)の意味を勉強した上で初めて聖体拝受にあずかる儀式だ。子供の成長における通過儀礼という意味では、趣旨は全く違うが日本の七五三にも比較できるような気がする。

外国映画では、たまにこの初聖体拝受のシーンが出てくる。スペインのビクトル・エリセ監督の「エル・スール」(1983年)では、主人公の少女が初聖体拝受の日に、後に自殺することになる父とダンスを踊るシーンが印象深く描写された。また、若き日のカトリーヌ・ドヌーブが、夫に隠れて娼館で働くブルジョワ妻を演じた「昼顔」(1967年)では、初聖体拝受の際に唇をぎゅっと結んで拝領を拒否した主人公の少女時代の回想シーンが挿入される(これが実際にあった出来事なのか、主人公の心に巣くう悪への誘惑を象徴する空想なのか、私にはわからない)。
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ところで、新年が明けた頃から、街なかのショウウインドウには、初聖体拝受用の衣装が色々と飾られていた(写真)。特に女の子の場合、この日にしか着られない白いドレスや白い靴、花冠と、何かとモノイリのようだ。経済観念の発達しているドイツ人のこと、親戚どうしでお古を譲りあって安く済ませているのかもしれない。
これは白いドレスに合わせた女の子用の靴。
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by bonnjour | 2005-03-28 23:48 | 暮らす
NYの美術館に自画持参、名作の間にちゃっかり展示
「NYの美術館に自画持参、名作の間にちゃっかり展示」という記事をネットで読んだ。
見出しで「自画自賛」をもじった整理部記者の得意気な顔が浮かばないこともないが、無名のパロディ画家がヘンテコな自作の絵をNYの有名美術館に持ち込んで他の展示物にまぎれさせて陳列したところ、数日間、誰も気がつかなかった、という思わず顔の筋肉がゆるむニュースだ。狙われたのはメトロポリタン美術館、近代美術館、ブルックリン美術館とアメリカ自然史博物館。

持ち出しには警備が厳しいが、持ち込みは野放しという美術館警備の虚をついた「犯行」とのこと。それにしても、ヘンテコな作品が展示されていた間、もっともらしい顔をしてそれを鑑賞していた観客は完全にコケにされてしまったわけだ。誰も「なんでメトロポリタンともあろうものが、こんな作品を置いてるわけ?」なんて思わなかったのだろうか。高級ラベルがついていると中身が高級に見えてしまう、というやつだろうか。
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by bonnjour | 2005-03-27 23:47 | 息抜き
ボビー・フィッシャーを探して
チェスの元世界王者のボビー・フィッシャーが、入管法違反で強制収容されていた日本から、市民権を付与してくれたアイスランドに出国、というニュース。日本のメディアでも大きく取り上げられてきたが、今朝、BBCのTVニュースでも放送されていた。c0163963_23455067.jpg

この人、母国である米国が経済制裁をしていた旧ユーゴスラビアでチェス対戦を行って賞金を得たところ、それを国にとがめられて犯罪者扱いとなり、旅券を失効したそうだが、失効旅券を持って出国しようとしたのが入国管理局の非道さでは悪名高い日本だったのが不運だった。米国への強制退去=>逮捕、という事態を拒む彼を、不法滞在外国人を収容する入管のセンターに8ヶ月もぶち込んでしまったというのだから、悲惨だ。アイスランドが受け入れを表明しなかったら、いつまで放り込んでおくつもりだったのだろう。(フィッシャー氏は収容中に10キロ体重が減って、めっきり老け込んでしまったそうだ)

亡命者を受け入れない日本という国の体質、おまけに日本のご主人様である米国から逮捕状が出ているおたずね者となれば、早期の人道的措置なんて選択肢は日本政府になかったのだろう。米国の反応を伺いながら、誰かが事態を解決してくれるのを待っている日本政府(とんだお荷物をしょいこんでしまった)。そこに、見かねたアイスランド政府が手を差しのべた。---日本人として、いたたまれぬ思いがする。

ところでフィッシャー氏は米国から逮捕状を出された後、お忍びで日本をたびたび訪れ、チェス・ファンの間では「ボビー・フィッシャー目撃談」が度々交わされていたとか。なんで、日本なの?日本にお付き合いしている女性でもいるのかしら、と下世話なことを想像していたら、やっぱり、婚約者は日本人女性だって。
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by bonnjour | 2005-03-24 23:44 | 思う
チキン
[ スライドショウ ]
肉屋のショーウィンドウに美味しそうなチキン(丸ごと)が並んでいたので、ふらふらと買ってしまった。ショーウインドウには100gあたりの価格が出ていたのだが、1羽まるごと測ってもらうと、なんと12ユーロ(約1,700円)もする。いつもは一羽500円くらいのやつをスーパーで買っているので、3倍以上の高級品だ。がーん!。でも、もう後には引けないので買った。

塩胡椒とハーブを塗りつけて丸焼きにしたら、さすが高級品だけあって、スーパーで買う水っぽいチキンとは違い、肉にコクがある。にしても、スーパーの3倍以上の値段にしては、価格と味の釣り合いがとれていないのだが。

この話を相棒にしたところ、笑いながら「それはアメリカ人と間違われたな」という。何のことかと思ったら、フランス語では「ふっかけられる」というのを「アメリカ人と間違われる」というそうだ。フランスに来たアメリカ人は言葉が通じない上に金持ちなので、少々ふっかけられても気がつかないで素直にお金を出すからだそう。

所得の高低にかかわらず全国的にケチなフランス人は、きっと今日のような事態に陥ったときには「それは高すぎるので、もも1本だけ切り分けて売ってほしい」なんて交渉モードに入るのだろう。私はそんなこと、とてもできない。
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by bonnjour | 2005-03-22 23:43 | 暮らす
春のような陽気が続く
ここ数日、春のような陽気が続いている。うっかりツイードのジャケットを着て外に出たら、汗ばむほどの日差しにびっくりした。早くもカフェでは外のテラス席が大賑わいで、平日というのに昼間からビールを飲む人の姿もちらほら。ビールは酒のうちに入らないのだろう(私も同意見)。
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ドイツの春の訪れは5月と聞いているので、たぶんこのポカポカ陽気も一時的なもので、また冬の寒さがぶり返してくるのだろう。それにしても、日照時間が長くなったことでほんものの春が近いことを実感する。真冬は午後4時に真っ暗になっていたのに、このごろは夜7時ごろまで明るい。なんだか得をした気分になる。
この陽気にあわせて、クロッカスが一斉に咲き出した。日本の家ではあまり見かけないようだが、ドイツの人はクロッカスがお気に入りとみえて、色々な家の庭に植えられている。これが競うように地面から顔を出して花を咲かせている様子は、寒い冬を耐え忍んでやっと娑婆に出られた、という風情だ。冬の間、家篭りを強いられていた人間の気持ちを投影しているともいえる。
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で、クロッカスの花を目当てにミツバチとアブが総動員体制である。蜜回収作業にせっせと勤しむミツバチを写真に撮りたかったのだが、なかなか思うようにポーズを決めてくれない。しかたなく、写真映りは劣るが、仕事中のアブをカメラに収めた。右の写真の中央、白い矢印の先がそれである。
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by bonnjour | 2005-03-18 23:37 | 暮らす
住宅地の古本屋カフェ
ボンの南地区という高級住宅街を散歩していて、Antiquariusという素敵なカフェを見つけた。古本屋とカフェを合体させた店で、私が好きだった西荻窪の「ハートランド」というブックカフェと同じコンセプトだ。
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なかなか入る機会がなかったのだが、今日はじめて足を踏み入れてみた。重厚な木のドアを開けて中に入ると、歩道に面した大きな窓から入る光で明るい店内にテーブルが5つほどと、カウンター席。2ユーロ20セント(約300円)のビールを頼んだ。私が入ったとき、店は30代らしきオーナーの男性がひとりで切り盛りしていたが、お客さんの出入りもなかなか頻繁で、商売繁盛のようだ。私が入った時には、私を含めて全て一人客だった。ふらっと入ってコーヒーや軽いアルコールを飲みながら本でも読んで一息ついて、また出て行く、といった感じ。

壁にずらっと並んだ本はドイツ語なので、手にとって読めないのが残念だが、古本というよりアンティックといってよい古い年代の本が多いようだ。どうりで、店の看板も「Antiquariat & Cafe」とある。古本屋さんというのは店頭販売だけでなく、顧客からの直接注文や、同業者どうしでの取引で利益を上げているときいたことがあるが、この店もそうやってビジネスをして、カフェは道楽なのかもしれない。そう思わせるほど、カフェ営業の部はのんびりとしていて、いつまでも居座れそうな雰囲気だ。

店のパンフレットによると、店内でクラシックやジャズの演奏会や、朗読会などを定期的に催しているそうだ。入場料は催しによって変わるが、飲み物が付いて5ユーロ(約700円)から15ユーロ(2100円)ほどと、手軽だ。なんというか、街の文化センターの役割を果たしているカフェだ。気に入ってしまった。
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by bonnjour | 2005-03-16 23:35 | 暮らす
会社をやめて困ったこと
日本の取引先から、仕事の発注と思われるメールをいただいたが、メッセージ全体が文字化けしており、肝心の納期や諸条件が判読不可能だ。日本時間で夜8時ごろだったので先方のオフィスに電話してみたが、業務時間外を告げる留守電の声が返ってくるばかり。困り果てて、文字化けを直す方法はないか、ネットで色々調べてみたが、どうにも直らない。

苦闘するうちに、「メッセージが読めません」という私の返信に気がついた先方が、今度は化けていないメールを送りなおしてくれて一件落着したのだが、在宅で仕事をしていると、PCなどで技術的にわからないことがあっても「ちょっと、教えて」というふうに詳しい同僚に聞いたり、「どう思う?」と意見を求めたりすることができず、袋小路に入ってしまいそうだ。

この間までは私も会社勤めで、PCに詳しい人、特定の分野の知識が豊富な人、それに仕事に疲れた心身を癒してくれるタイプ、といろいろな人材が揃っていたので心強かった。これがなくなったのが、会社をやめて一番困ったことだ。人間は一人では生きられないということを痛感する。

でも、ネットの普及により、在宅で働く同業者どうしが個々の仕事のことから税金・年金のことまで、色々な質問を投稿して情報を交換しあうサイトが結構、発達している。お互いが一人で困っているからこそ、助け合いの精神が生まれるのだろう。こんなことが可能な時代に生きていて、よかった。
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by bonnjour | 2005-03-15 23:35 | 暮らす
大量のワインを携え、友来る
高校時代の友人で、ドイツの音大に留学してずっと当地に居ついてしまったピアニストのD嬢が遊びにきてくれた。彼女は、私の住むボンから列車で1時間半ほどのマインツに住んでいる。

ワインを持ってきてくれるというので楽しみにしていたら、なんとキャスター付きの小型スーツケースに8本のワインを携えて登場。列車なのでせいぜい4本くらいが限度ではと思っていた私の度肝を抜いた(そして私は狂喜乱舞)。

彼女とは、高校卒業以来、音信が途絶えていたのだが、数年前に一時帰国した彼女が開いたコンサートを聴きにいって、付き合いが再開した。古い友達というのは良いもので、20年ぶりに再会しても、最後に会ったのがつい昨日のことのように話がはずみ、長年のギャップを感じさせない。彼女には、私がドイツに来ることになってからは、色々と現地の生活の知恵を伝授してもらっている。

「お持たせ」のワインを開けて、昼は「アイオリ」という南仏名物のにんにくソースをかけた野菜と魚の盛り合わせを食べる。昼食後、せっかくだからボンの街を案内して、また我が家に戻ると、早くも夕方。帰りの列車の時刻を気にしつつ、おしゃべりはエンドレスに続く。音楽とかサッカーとか、気に入ったものにはどっとのめりこむタイプのD嬢の話は、その極端さが小気味良い。話し足りない気分を残しながら、ボン中央駅に彼女を見送って日曜の夜が暮れた。
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by bonnjour | 2005-03-13 23:34 | 暮らす
街でみかけたもの
緊縛された椅子。盗難防止。
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けなげな林檎。民家の庭先にて。
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by bonnjour | 2005-03-11 23:31 | 息抜き