B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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フランスの移民局にて
フランスに来ている。フランスの滞在許可証の交付に先立って、移民局で行われる健康診断と面接に呼び出されたためだ。c0163963_021764.jpg

移民局はマルセイユの町の、ちょっとだけ中心部からはずれた地区にある。健康診断は胸部X線撮影と、医師の問診および血圧測定。問診で予防接種の履歴について聞かれた。フランスでは大人も10年おきに3種混合ワクチン(破傷風、ポリオ、ジフテリア)の追加接種をするそうで、大人になってから何の接種もしていない私は、日を改めて追加接種をするよう指導された。3種混合ワクチンって、日本ではお子様にするイメージがあったので、ちょっとびっくり。接種は、地域の「予防接種センター」に行くと無料で受けられるそうで、社会保障の手厚いフランスのことだけある(フランスは日本に比べると税金が桁違いに高いので、当たり前といえば当たり前)。

面接は、滞在許可を申請している人物が、フランスに害を及ぼす人間でないかどうかをチェックするもの。フランス語ができないと「おとといおいで」と言われるのではと心配になったが、面接官は英語をまじえて質問してくれたので、ほっとした。自分が人品卑しからぬ人間であることを一生懸命アピールして、無事に面接が終わった。

滞在許可証の入手まで、あと一息。このあと、日を改めて、地中海に臨む軍港、トゥーロンにある県庁に出向いて交付を受けなければならない。なんだかんだで、時間と交通費がかさむ作業である。

ところで、健康診断時に予防接種についてのパンフレット(写真)をもらったのだが、これがフランス語をはじめとして8ヵ国語で書いてある興味深いもの。英語、中国語、ロシア語、ポルトガル語、アラビア語までは素性がわかったが、フランス語が妙になまったような不思議な言語が、どうやらフランス語から派生したクレオール語であることに気付くまで5分くらいかかった。旧フランス植民地でクレオール語を生活言語とする人たちが多数、移民として流入するのだろう。残りの1言語は、いまだにどこの言葉かわからない。
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by bonnjour | 2005-06-30 00:20 | 旅する
異常気象つづく
猛暑が続いている。昨日も今日も、32~33度くらいに気温が上がり、日本でいえば梅雨明け直後の、乾燥したカンカン照りの日のような気候。最後に雨が降ったのは、数週間前だったと思う。直射日光が入ると部屋がドライサウナのような状態になるので、日中はブラインドを下ろして、ひたすら日光から逃げる毎日である。それでも部屋の温度は上昇し、外が涼しくなる夜になっても熱気が部屋から外に逃げないのは困ったものだ。

この異常気象、隣のフランスでも同様で、南西部を中心に干ばつが続き、深刻な水不足が起こりつつある。欧州は、2002年に大洪水、2003年は猛暑で沢山のお年寄りが命を落とし、今年は大干ばつ。地球はどうなってしまうのだろう。
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by bonnjour | 2005-06-24 00:19 | 暮らす
意味不明シャツ
ドイツが誇る一大通販会社「Otto」(日本でも提携して「住商オットー」という会社が通販をやっている)のカタログで見つけた、意味不明のシャツ。c0163963_0182064.jpg

横書きで「し分季封秋し」「分つあい%うえおか」「さけいう涼分秋」などと書かれている。で、商品名は「T-Shirt im Chinal-Look」(中国スタイルのTシャツ)だって!

これを着て、銀座あたりを歩いてみたい気もする。
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by bonnjour | 2005-06-15 00:17 | 息抜き
ボンのオペラ劇場は、結構すごい
マインツに住んでいる高校時代の友人がボンに遊びに来た。一緒にボンのオペラ劇場でモーツアルトの「ドン・ジョバンニ」を観るのが、今日のプログラム。

オペラ劇場は市内中心部の、ライン川に面した所に建っている。近代的な建築で、ウィーンの国立歌劇場やミラノ・スカラ座のような華麗な装飾のない分だけ、質実剛健にオペラを楽しみたい、という意気込みのようなものを感じてしまう。

座席は一番安いのから2番目の22ユーロの席にしたが、劇場に着いてみると、今日は観客が少ないということで、天井に近い席(=安い席)は閉めてしまい、私たち安い席を買った者でも本来の席より少々高い席に座り放題という嬉しいハプニングがあった。
ちなみに一番高い席でも50ユーロしないのだから、気軽に鑑賞ができる。

さて本日の公演。主役級の歌手たちは、このオペラ劇場の専属で、出身国はドイツのほか、オランダやアメリカと多様だ。オペラ歌手というと一昔前は、小山のような体格の人が多かったが、映像ソフトが発達した現在では、美声はもとより美しい容姿が要求される。今日の公演でも、ソロ歌手たちは揃いも揃ってスリムで美形だ。ソプラノ歌手なんか、あの細い身体のどこからあの声が出てくるのだろう、と不思議に思ってしまう。

主役のドン・ジョバンニはバリトンの役なので、歌手の背が高いのは当然なのだが(185cmはあるようにみえた)、唯一のテノール役であるドン・オッタビオもドン・ジョバンニに負けず劣らず長身だった。声帯の長さは身長に比例するそうで、声が高い人(=短い声帯)は背が低いことが多いのだが、このドン・オッタビオは恵まれた体格と明るい美声の持ち主で、今日一番の掘り出し物かもしれない。

今日の演出は、シンプルな舞台装置と現代風の衣装による、いわゆるモダンなスタイルだった。予算が潤沢にあるというわけでもない地方のオペラ劇場では、絢爛豪華な衣装・舞台装置では経営が成り立たないので、いきおいシンプルなプロダクションになるようだ。日本のように、オペラが特別なハレの日のイベントである場合には豪華な衣装でないと(法外に)高い切符を払ったお客が不満を持つだろうが、手頃な入場料で日常的にオペラ鑑賞ができるドイツなら、シンプルなプロダクションでも全く文句はないだろう。

今シーズンは7月の頭までだが、来シーズンも、また来たいなあ。
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by bonnjour | 2005-06-05 00:16 | 聴く&観る
お客を信頼!
市内のトルコ食品スーパーで色々と買い込み、さて会計となったときに、冷や汗が流れ出た。うっかりして、財布の中の現金の額を確認してこなかった。5ユーロしか持ち合わせがないのに、買ったものは10ユーロを超えている。クレジットカードなら持っているが、カードが通用するようなお店ではない。銀行に行って下ろしてこなければ。

あわてて、「ワタシ、お金ナイ。いま、銀行行くアル。この品物、ここに残すヨロシ」と、つたないドイツ語で説明したのだが、レジ係のトルコ人のお兄ちゃんは、「後でお金持ってくれば、問題なーい。品物はそのまま持っていって」といって、「お取り置き」をお願いしようとしていた私に品物を渡す。内金をもらうとか、連絡先を聞いておくとか、しなくていいのかなー、と心配になる。

あわてて銀行にいってお金を下ろし、30分後に店に戻る。今度は別のお兄ちゃんがレジ係をやっていたが(どうやら家族・親戚で経営しているようだ)、ちゃんと引継ぎがなかったようで、いきなり入り口から入ってきてお金を払おうとする私に、「ナンダコノ人ハ?」という反応だ。ともかくも、レシートの額面の金額を払い、ほっと胸をなでおろしながら店を後にした。

この店は街の中心部にあり、不特定多数の客が出入りしている。やろうと思えばそのまま品物だけいただいて逃亡、ということもできる環境なのに、お金は後でいいから品物はもってきな、という太っ腹の対応に感心した。が、レジの引継ぎは、ちゃんとやってほしいなー。
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by bonnjour | 2005-06-03 00:15 | 暮らす