B的日常
bonnjour.exblog.jp

ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
ブログパーツ
プロフィール
美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
最新のトラックバック
Wheelock's L..
from えいじゅなすの本棚 − 英語..
ミケランジェリ/ショパン..
from クラシック音楽ぶった斬り
フィリップ・ジャルスキー..
from ご~けんのAudio & C..
NAXOS MUSIC ..
from Ceciliaの部屋
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
<   2005年 08月 ( 15 )   > この月の画像一覧
夏休み絵日記(その5付録:「3羽のブラックバード亭」にて)
夕食は相棒と落ち合って、Ristorante Tre Merli (3羽のブラックバード亭)という店に行く。相棒が前回トリエステに住んでいた時に通ったという、ピッツェリア兼レストランだ。
c0163963_20431738.jpg
アドリア海に面したテラス席は、すでにお客さんでにぎわっている。ここはトリエステ市内とミラマーレ城の中間地点に位置するバルコラという地域で、ヨットハーバーなどもあるリゾート地だ。

実はトリエステに到着した27日の夜も、この店に来たのだが、その時はピザを頼んだ。お店特製・海の幸ピザはもちろんとても美味しかったのだが、他のお客さんが美味しそうなタコ料理をオーダーしているのを見てしまい、次に来たときはあれを食べようと決意したのが、再訪の理由だ。
というわけで、念願の「タコのカルパッチョ」を前菜に頼む。c0163963_20433998.jpg
ほどよい歯ごたえのタコと、トマト、サラダ菜が調和して、「海に来た!」という気持ちを盛り立ててくれる一皿。

こちら(写真左下)は海の幸のスパゲティ。魚介類のエキスが凝縮されたトマト味のソースが美味しかった。ボンでこの手の料理を頼むと、冷凍の芝エビやイカ、ムール貝などがチマチマと載った、大変にしょぼい一皿が同じくらいの値段で出てくるのだが(ユーロ導入後、この手の価格比較が容易になり、がっかりすることきわまりない)、さすがにイタリアだ。c0163963_20443892.jpg

メインディッシュは魚介類のグリル。ともかく魚介類食べまくり、というテーマの夕食であった。c0163963_20445589.jpg
[PR]
by bonnjour | 2005-08-31 20:38 | 旅する
夏休み絵日記(その5:トリエステの観光パスを買う)
昨日のグラード小旅行で沢山の日光を浴びすぎたせいか(なんと、着ていったノースリーブTシャツの形にあわせて、日焼け跡がくっきりと付いていた)、疲労感に襲われて朝はホテルで過ごす(ダラダラは夏休みの特権だ)。
c0163963_153512.jpg

ホテル近くのBuffet(結局、滞在中に3回通った)でカルボナーラ(写真)とビールの軽い昼食。計5ユーロ(約680円)。

ホテルでトリエステの観光パスを買い、市内観光を開始。このパスは24時間有効(8ユーロ)と48時間(10ユーロ)があり、市内の美術館・博物館が軒並み無料になるほか、市営バスや水上バス、海水浴場なども無料で使える。

まずは、一番近いところにあった東洋美術館に。所蔵品はガンダーラ美術、中国、日本が中心。そもそも美術館の来歴が、19世紀に東洋の物産を扱ったトリエステの大商人のコレクションを基礎にしているそうで、日本の美術品に関していえば、幕末から明治にかけての、浮世絵や錦絵、工芸品が中心だ。日本でなら美術館の所蔵品というよりも、ちょっと気の利いた骨董屋さんで売買されていそうな感じ。明治時代に作られたという、蒔絵を施したキャビネットなど、絵柄の振袖美人の顔つきが妙に文明開化風なのが笑えた。開国となり、どっとやってきた西洋人に売りつけるために作った、異国情緒あふれる工芸品だったのだろう。
c0163963_16475.jpg

所蔵品はともかく、一番感心したのは、エアコンの効いた館内と、広々として清潔なトイレであったことだが、美術館の人が知ったらガッカリするかも。

東洋美術にひたった後は、船着場の横にあった古びた水族館に行った。ここも観光カードで無料。じっとして動かないタコや、ふてくされたような態度でたたずむペンギン(2羽)がいる、小さな場末の水族館。教育施設としてはかなり物足りないが、さびれた感じがかえって旅情をそそられるのは、旅行者の勝手な感傷か。
[PR]
by bonnjour | 2005-08-31 01:04 | 旅する
夏休み絵日記(その4:ラグーナに浮かぶグラード)
c0163963_121045.jpg
早起きして水上バスに乗り、トリエステとベネチアの中間(よりはトリエステ側だが)に位置するグラードという町に行く。グラードはベネチアと同様、ラグーナ(潟)に浮かぶ島で、今では海水浴と温泉で一大保養地となっている。

私が乗った水上バスはトリエステの波止場からグラードまでを1時間半で結んでおり、運賃は往復で6ユーロ90セント(約950円)。実は昨日、観光インフォメーションで別の会社のグラード行き高速船のパンフレットを見つけ、往復16ユーロという値段に「高いなあ」と思いつつ、インフォメーションの人に「グラードに行きたいのだけれど、交通機関はこの船しかありませんかね?」と聞いたところ、「この船より少々遅いが、ずっと安い水上バスがある」といって教えてくれたのが、これ。高速船より30分ほど所要時間が長いが、海の上を水上バスでのんびりと渡るのも旅情のうちだ。
c0163963_124775.jpg

グラード全景。右手前に広がる白い帯状の地帯が軒並み、海水浴場になっている。ほとんどがプライベート・ビーチで入場料を取られるので、泳ぐ予定がない私は立ち入らなかったが、アドリア海特有の遠浅で波のない海は、家族連れにも最適だろう。

海岸沿いに建つ高級ホテルには、ドイツ・ナンバーのメルセデスやBMWが沢山、とまっていた。このあたりはドイツ人が好んで訪れる保養地らしい。町のレストランのメニューにも、イタリア料理にまじってドイツ人の好きそうな「シュニッツェル」や「ソーセージ」があるのがほほえましい(魚介類の美味しいこの町に来てまで、シュニッツェルを食べようとするドイツ人も、どうかと思うが)。
町の新聞スタンドも、ドイツの新聞で溢れている。c0163963_131151.jpg

お昼は裏通りの小さなレストランで、海の幸盛り合わせ。4分の1リットルのワインが付いて8ユーロ(約1,100円)。内容は、ゆでエビ、太刀魚のグリル、エビフライ、鰯フライ、ワカサギに似た魚のから揚げ、そしてなぜか「カニかまぼこ」。カニかまは、欧州で「Surimi(魚の擂り身のことか?)」なんぞと呼ばれて、日本におけるトホホなイメージより数段上等な食材として、それなりの地位を築いている。c0163963_133088.jpg
[PR]
by bonnjour | 2005-08-30 01:01 | 旅する
夏休み絵日記(その3:ミラマーレ城)
c0163963_0594031.jpg


相棒は今日から金曜日まで、トリエステの郊外にあるInternational Centre for Theoretical Physics (ICTP) という研究所で開かれている学会に出席するので、昼間は私ひとり、観光に精を出す。もともと相棒が予定していた学会出席に、目的地がイタリアだったもので、私が勝手に自腹で付いてきたという次第だ。

まず、市内中心部にある観光インフォメーションに寄って、めぼしい地図やパンフレットを入手した。さすが観光大国イタリアのことだけあり、パンフレット類の充実には目を見張るばかりだ。

もらった資料で観光大作戦を立てているうちに昼となり、この地域特有の「Buffet」と呼ばれる簡易食堂(日本の定食屋の雰囲気)のカウンターで軽い昼食を取ったあと、ホテルに戻り、一休み。

午後はトリエステで一番有名であろう「ミラマーレ城」に行く。アドリア海に面した海の城で、オーストリア帝国最後の皇帝フランツ・ヨーゼフの弟、マキシミリアンが建てたものだ。
この人がマキシミリアン(ミラマーレ城構内の銅像)。きれいな城を建てたのはいいが、後にナポレオン3世にそそのかされ、メキシコ皇帝に即位。しかしフランス軍がメキシコから撤退すると、後ろ盾を失い銃殺されてしまった不運の人。c0163963_101839.jpg


[PR]
by bonnjour | 2005-08-29 00:58 | 旅する
夏休み絵日記(その2:トリエステの日曜日)
ホテルの朝食は、飲み物とパンというコンチネンタル・スタイル(3つ星ホテル以上になると、これにハムやチーズ、卵料理、フルーツなんぞが付くのだが、2つ星だけあって、簡素)。セルフサービスで好きなだけ飲めるネスカフェのコーヒー・マシン(エスプレッソ、カプチーノ、ココア等、複数の飲み物が作れる)が思いのほかよくできていて、下手なカフェのカプチーノより美味しかった。c0163963_0571320.jpg


相棒の学会は明日からなので、今日は一緒にトリエステ観光に励む。

といっても朝から雨の空模様。観光地に行くのは後回しにして、とあるショッピングセンターに向かう。相棒は数年前、仕事でトリエステに1年半ほど住んでいたことがあり、そのショッピングセンターは当時のアパートの近所。そこのCDショップで、Prozac Piuという、たぶんイタリアでしか知られていない、お気に入りのロック・グループのCDを買うのが相棒の用事だ。イタリア以外では手に入らないので(当たり前だって)、今回ぜひ買っておきたいという。無事に入手して、一件落着。

午後、雨も上がり、観光名所のカテドラルとお城のある丘に行く。
c0163963_0574231.jpg

この丘から眺めるトリエステ市内は非常に美しい。8月のバカンス・シーズンにもかかわらず、ローマやフィレンツェなど大物観光地に比べて人出が格段に少ないのも、観光客の私からすると、嬉しいことである。(とはいえ観光はトリエステの重要産業なので、地元にしてみたら困ったことである)。
[PR]
by bonnjour | 2005-08-28 00:56 | 旅する
夏休み絵日記(その1:トリエステに出発)
夏休み旅行の始まり。ボンから列車で1時間ほどのデュッセルドルフ空港を12時過ぎに出発、アリタリア便ミラノ経由でトリエステに。乗り込んだ飛行機は、なんだか頼りなくなるくらい小さい。機体にはAlitalia Expressと書かれており、どうやら欧州内短距離便の子会社のようだ。c0163963_054506.jpg


デュッセルドルフ発ミラノ行きに乗り込んだのがお昼過ぎ。ちょうどお腹が空いてきたので、何か食べ物を出してくれないかなーと期待したところ、紙箱入りの、小さなサンドイッチとソフトドリンクのサービスがあった。ちょっと嬉しかった。(アルコールのサービスは、無し)。

ミラノで乗り換えてトリエステに。トリエステの空港(正式名称:フリウリ・ベネチア・ジュリア空港)は、バスターミナルよりショボい、場末の役場みたいな建物だ。ここは、行政的にはトリエステの隣のゴリツィア県に属する。空港からバスに乗ってトリエステ市内に移動する。
着いたホテルはトリエステ駅と中心街のちょうど中間地点。歴史を感じさせる建物の1フロアを使った、2つ星のこじんまりとした宿だ。実は最初、相棒が出席する学会が開かれる研究所のゲストハウス(市内のホテルに比べて格安)を宿泊先に希望したのだが、満員だった。学会の事務局がかわりに紹介してくれたのが、このホテルだ。立地が良い割に格安で、さすが日ごろ懐具合の寂しい研究者を相手にしている事務局のことだけあると感心してしまった。
c0163963_0551111.jpg

私たちが通された客室は、広々としているが、質素なクローゼットと机、椅子2脚があるだけで、寒々しいといえばそんな感じ。でも、バスルームの設備が新しく、非常に清潔で、お湯の出も排水も申し分ないのが気に入った(イタリアの安ホテルとしては画期的なことだ)。
[PR]
by bonnjour | 2005-08-27 00:56 | 旅する
イタリアの東の果て
8月27日から、イタリアの東の果て、トリエステに1週間旅行する。ちょっと先はもうスロベニアやクロアチアだ。

ここは詩人ウンベルト・サーバの故郷であるほか、アイルランドが誇る大作家ジェームズ・ジョイスが長年滞在して足跡を残したり、郊外のドゥイーノでは、リルケが有名な「ドゥイーノの悲歌」を書くなど、文学にゆかりのある地。行く前に関連する文学作品は読んでいきたいと思ったのだが、勉強が追いつかない...。

(写真:トリエステ、ミラマーレ城)
c0163963_0532914.jpg


[PR]
by bonnjour | 2005-08-26 00:52 | 旅する
9月の衆議院選。投票したいけど
海外でも大きく報道された日本の「郵政解散=>総選挙」だが、ネットで日本のニュースを読んでみると、「刺客」候補者を各選挙区に送り込むだの、ホリエモンやらカリスマ主婦の出馬だの、なんだかとんでもないことになっている。

ここは、各政党のマニフェストをじっくり吟味して、信頼が置ける政党に一票を投じたいと思うのだが(海外に居住する日本国民は、現在、衆参両院の比例選に限り在外投票が認められているが、衆院小選挙区、参院選挙区は投票できない)、在外投票のやり方を調べていて、手続きの煩雑さにびっくりしてしまった。

まずは、「在外選挙人」名簿への登録が必要だ。月~金曜日の09:30~13:00、14:30~17:00という限られた時間内に領事館に当人または同居家族が出向いて、各種書類を提出する。これで「在外選挙人証」をめでたく取得したら、投票ができるようになる。

私はまだ登録していないが、「在留届」を出している場所は在マルセイユ領事館なので、今住んでいるボンからマルセイユまで、登録のためにだけ出向くのは、事実上不可能だ(前回、領事館に立ち寄った時にやっておけばよかった!)。ということで、今回は投票を断念する。

しかし、在外選挙人証を持っていても、道はなかなか厳しいようだ!

今回の場合、公示日後の8月31日(水)-9月4日(日)9:30-17:00(在マルセイユ総領事館の場合)に領事館まで出向いて投票するか、郵便投票となるのだが、郵便の場合は、「在外選挙人証と投票用紙等請求書を国際郵便等で登録先の市区町村選挙管理委員会の委員長に対して送付し、投票用紙を直接に請求する」という手順を踏まなければいけない。そして、「記載した投票用紙は、登録先の市区町村選挙管理委員会の委員長に対し、日本国内の投票日の投票所を閉める時刻(9月11日午後8時〔日本時間〕)までに投票所に到着するように送付してください」だって。

日本のように速くて正確な郵便サービスのある国ならまだしも、遅延・誤配が頻出する諸外国では、とても危なっかしくてやっていられないだろう。

ところで当地ドイツでも、9月18日に総選挙が行われる。シュレーダー首相の与党・社会民主党(SPD)と、ドイツ版・鉄の女の異名をとりつつあるメルケル党首率いる野党キリスト教民主同盟(CDU)の対決となるが、失業対策や経済政策の不振で国民が現政権に大きな不満を抱いている現状では、政権交代の可能性が予測されている。この選挙では、もちろん外国人である私や相棒は投票できないが、EUの要ともいえる大国ドイツの政治情勢は、EU圏内に住む我々に直接・間接に影響を及ぼすので、成り行きを注目している。
[PR]
by bonnjour | 2005-08-24 00:52 | 暮らす
旅グルメ その2:庭で採れたさくらんぼのお酒
c0163963_0512775.jpg


相棒の実家の庭で採れたさくらんぼを使ったお酒。このさくらんぼ、1本の木から何キロもの収穫があり、生食ではとうていさばき切れないのでジャムやお酒に姿を変えた。

酒のベースは、これまた地元で採れたぶどうから作られた蒸留酒で、日本の梅酒の要領で蒸留酒にさくらんぼを漬け込んで熟成させるうちにさくらんぼの色素が溶け出して、暗赤色のリキュールができた。まだ漬け込んで数ヶ月なので味にまろみがないが、もう少し熟成させると絶妙の味になりそうだ。

とはいえ、もう瓶の半分ほどを空けてしまった...。
[PR]
by bonnjour | 2005-08-21 00:50 | 旅する
旅グルメ その1:地元産の果物
夏は果物が美味しい。フランスで、地元産の果物を満喫した。
c0163963_0494385.jpg
写真中央のメロンは相棒の実家の村で採れたカンタロープ種で、オレンジ色の果肉。小型ながら甘みが強く、ジューシーだ。メロンの手前はネクタリンで、相棒の祖父母の家の庭で採れたものをおすそ分けしていただいたもの。このネクタリン、まだ若い木ながら、びっしりと実がついて、食べきれないほど収穫できたという贅沢な話。日本で買えば、1個100円くらいはするだろうと思わずソロバンをはじく。

メロンの左にあるのは西洋梨で、これも祖父母の庭から直送。ネクタリン同様、採れすぎて困っているそうだ(助けに行ってあげたい)。メロンの向こう側には、地元産ではないが、アボカドが飛び入り。ディップを作ろうとスーパーで買ったのだが、まだ熟していなかったため、熟れ熟れの果物の側に寝かせて熟成を急がせている次第。
[PR]
by bonnjour | 2005-08-19 00:48 | 旅する