B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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初Amazon.deに挑戦
先週申し込んだVHSのフランス語講座には、指定のテキスト(写真)があり、あらかじめ市内の書店で購入しておく必要がある。c0163963_21503654.jpg

書店で探したところ、定価23ユーロ90セント(約3,350円)と、結構な値段だ。そこで思い立ったのが、Amazonのマーケットプレイスで古本を探すというテクニック。とはいえ、ドイツ国内のAmazonでないと送料や納期の点で不利だし、そもそもドイツで出版されている本なので、他国のAmazonでは扱っていそうもない。

ということで、初Amazon.deに挑戦した。

さすが国際展開している企業だけあってサイトの構造は万国共通、他言語のサイトで注文した経験があれば、検索やプロフィール設定など、あまり問題なく進める。

探し当てたマーケットプレイスの古本は、15ユーロ90セント、プラス送料3ユーロで「新品同様」という品物。新品を書店で買うのと5ユーロの差しかないが、「ネットで安く手に入れた」という自己満足と、Amazon.deにデビューというドキドキ感のおまけが付くのが醍醐味である。

【後日談】
表示された納期通り、ちゃんと届くかな、と一抹の不安もあったのだが、なんと注文から翌々日に、しっかりと包装された商品が無事に届いたのには大変感心した(あたり前だけど)。
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by bonnjour | 2006-01-30 21:49 | 暮らす
暴挙か、一石二鳥か? ドイツでフランス語講座
ドイツの誇る生涯教育のシステムとして、VHS(Volkshochschule、直訳すると市民大学)という非営利組織が国内各所にあり、成人を対象に色々な講座を開いている。カバーする分野は語学、文化・教養、政治・経済、コンピューターなどの技術、スポーツまで多種多様で、日本でいえば「XXカルチャーセンター」みたいなものだ。しかも非営利のため、受講料は非常に安い。

昨年ボンにいた時も、いずれかの講座に参加してみたいと思ったものの、その機会がなかった。今日、ミュンスター中心部に出かけたとき、VHSのオフィスを見つけたので、飛び込みで入り、来月から開講されるフランス語初級の講座に申し込んでしまった。授業料は計30時間のレッスンに対して62ユーロ(約8700円)と格安だ。

いっこうにやる気がおこらないフランス語学習の動機付けになれば、という魂胆だが、初級なので文法の説明などはドイツ語で行われる見込み。フランス語もドイツ語も初級の私にとっては暴挙としかいいようがないが、ドイツ語の勉強にもなって一石二鳥ではないかとお気楽な考えも頭をよぎる。
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by bonnjour | 2006-01-27 21:48 | 暮らす
ドイツのインテリのインテリアに感心
相棒の受け入れ先であるH教授の家に昼食に呼ばれる。相客は、旧東ドイツの古都ハレから短期出張でミュンスターに来ているP教授。大学にほど近い、閑静な住宅地の一軒家。学生時代にボン大学で出会って結婚したという夫人は、お孫さんが数人いるようには見えないスリムで若々しい女性だ。

衣食住のうち、住を最も大事にするといわれているドイツ人だが、H教授宅もその例にもれず、清潔かつ美しく整えられている。といっても華美ではなく、上品でシックな飾りつけだ。こういう家に土足で上がりこむのは、靴脱ぎ文化に慣れ親しんだ私には非常に抵抗がある。じじつ、床に敷かれたベージュの絨毯にひるんで、玄関の足拭きマットまで、靴底を拭いに戻った私であった。

書棚に並んだ本や年代もののピアノとチェンバロ(蓋が開いて楽譜が掛けられたままになっていたのは、直前まで弾いていたのか、それともインテリアの一環か、不明)、壁にかけられた趣味の良い版画などが、そこはかとなく「インテリ」のムードをかもし出す中、奥様手作りのお料理をいただきながら、ドイツ語のほか英語やフランス語を流暢に話す教授夫妻と歓談。

話題はドイツの生活習慣についてとか、ミュンスターの名所とか、P教授の旧東ドイツ時代の苦労話とか(ソ連支配の下では研究者もいろいろ忍従を強いられていたとのこと)。東西ドイツの統一については個人的にたいへん興味があるのだが、政治的にセンシティブな話題でもあるので、ヨソモノの私としては「自由に研究ができる時代になってよかったですね」という差し障りない感想を述べるにとどめた。
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by bonnjour | 2006-01-21 21:46 | 暮らす
日陰の部屋
昨夜はその広さと設備の良さに喜んだ新しい住処だが、一夜明けると、この部屋は一日中、日光が射し込まない位置にあることが判明した。思わぬ落とし穴だ! 建物全体がコの字型になっており、私たちの部屋は「コの字」に囲まれた中庭に面した1階・2階なのだが、その中庭を取り囲む建物の壁にさえぎられ、日光が射し込まないという仕掛けだ。窓から見える景色も、隣人たちのドアが並ぶ通路のみで(写真)、だんだんブルーになってくる。
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宿舎の事務室でこの部屋の契約書にサインをすることになっていたので、担当のFさんに「この部屋は広すぎて、我々にはもったいないので(<==それは事実)、もっと狭くて安い部屋に空きが出たら移れないだろうか」と、ダメもとで頼んでみた。今のところ年間を通して全室が予約済みなので、誰かがキャンセルしない限り、空き部屋は出ないだろうということだったが、気にとめておくとのこと。
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by bonnjour | 2006-01-16 21:44 | 暮らす
Metzは氷の中
曇天。ホテルの朝食(写真)は、さすがにフランスならではの香ばしいパンとおいしいコーヒーで、安宿ながら合格点。メズに泊まったのは、ちょうど中間地点ということもあるが、いつもは素通りしている名所の大聖堂を一度は拝んでおかなければと思ったのが第一の理由のため、ホテルから歩いて大聖堂に向かう。c0163963_21433767.jpg


日曜日の朝ということもあり、人通りはごく少ない。雪が降っているわけではないが、空気が痛いくらい冷たくて、街路樹も地面も、半分凍っているような感じだ。
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やっと到着した大聖堂(写真:観光局のホームページからコピーさせていただいたので、夜景で失礼)は、さすがに圧倒するスケールだったが、宿のチェックアウト時間と今日これからの長旅が気になって、雰囲気にひたる間もなくホテルに引き返す。

高速道でフランスからルクセンブルグに入り、隣国より安いルクセンブルグのガソリン(税金の関係で、ガソリンやら煙草やら、この国はやたら安いのである)を満タンに入れてから、ドイツめざして北上を続ける。
コブレンツ、ボン、ケルンと、昨年来馴染みのできた都市を通り、いよいよミュンスターに到着。ミシュランのウェブサイトからダウンロードした道案内(XXを右に曲がり、XX通りをXXXメートル走行したら、左に曲がる、といった按配)はほとんど役に立たず、これから住むことになる宿舎を探して道に迷うこと、 1時間。ミュンスター中央駅を探し当てて駅売店で市内地図を買い、やっと街の位置関係が判明した。

宿舎は、ミュンスター大学が外国人研究者向けに用意したゲストハウスだが、到着が事務室の閉まっている日曜の夜ということで、部屋の鍵はドアの前の足拭きマットの下に隠しておいてくれることになっていた。無事、鍵を発見して部屋に入る。

中階段でつながったメゾネット形式の部屋で、ダイニング兼書斎とベッドルームの2部屋だが、部屋が寒々と感じるほどゆったりとしたスペースを取っている。築 5年ということもあり、キッチンやバス・シャワーなどの水周りの設備もよく出来ている。部屋代は昨年いたボンのアパートより、月に100ユーロ(約1万 4000円)ほど高いのが辛いところだが、この広さと設備なら仕方がないかと言いきかせる。
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by bonnjour | 2006-01-15 21:42 | 暮らす
北をめざして大移動

相棒の新しい仕事場であるドイツ北西部の都市ミュンスターをめざして、フランスを出発する。10年ものの小型車にスーツケースや家財道具を詰め込んでの長旅だ。

前回、ボンにいた時には一日で移動したが、今度のミュンスターはボンからさらに3時間ほど北上したところにあるので、今回は途中で1泊することにした。ドイツにほど近い、ロレーヌ地方のMetz(メズ)という、大聖堂で有名な街だ。

北上するに従い、建物の作りや植生が変化するとともに、空気の色まで違ってみえる。出発地の南仏では青空と太陽が心地よい晴天だったのだが、モーゼル川が見える地点までくると、とたんに寒さが身にこたえるようになった。
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メズに着いたのは、夜8時ごろ。まずはホテル(写真)に車と荷物を置いて、食事に出かける。フランス最後の夜ということで、ドイツでは食べられない美味しいものを食いだめしようと思ったのだが、色々迷ったあげく、入ったのは中華料理店。フランスの中華料理は、ほとんどが旧植民地ベトナムの影響を受けた中越折衷料理で、米の粉でできた皮をもつ春巻「ネム」が必ず置いてある。

この店もその例にもれず、定食の前菜として出てきたのは揚げたネムをレタスやミントの生野菜で巻いて、ニョクマムのたれをつけて食べる料理。それに魚と肉が選べるメインディッシュとチャーハン、デザートがついて12ユーロは、まあ相場だろう。

泊まった安ホテルは、部屋に煙草の匂いがしみついていて少々気になったが、長旅のおかげでぐっすりと眠れた。
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by bonnjour | 2006-01-14 21:40 | 旅する
待ち時間4時間
定期健診のため、評判が良いという隣町の開業医のところに行く。夕方6時半の予約だったのだが、待合室は人で溢れている。聞けば、3時の予約だったのにまだ待っている、なんて人がゴロゴロいる。いやな予感。

様子を見ていると、どうやら30分きざみで予約を受け付けているにもかかわらず、一人の患者に1時間以上もかけて診察をしているのが、この遅延の理由のようだ(ならば、1時間に一人の割合で予約を受け付ければいいのに)。バックログがどんどんたまって、夕方には待ち時間が3時間から4時間くらいにふくれ上がっている、というのが結論。

で、結局ドクターに会えたのは夜の10時過ぎ。待ち時間4時間という結果になった。それでも1時間以上かけて診察してくれたのが、有難いといえば有難いところ。先月、日本滞在中に持病の経過観察のため行ったかかりつけの専門病院では、4時間待たされて診察時間はたったの5分だったのだから。
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by bonnjour | 2006-01-11 21:40 | 暮らす
プロバンス語のコンサート
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相棒の両親は少し前に年金生活に入ったが、趣味でプロバンス語の歌のコンサート活動をやっている。今日は、地元の文化センターで、かれらも出演する「フランス語・プロバンス語のバイリンガル・コンサート」が開かれた。

プロバンス語は、南フランスの土着の言語で、どちらかというとフランス語よりは、イタリア語に近い。相棒の両親の母語はフランス語(かなり南仏訛りが強い)だが、プロバンス語も話せる。かれらのコンサート活動は、地元文化の保存運動の一環だ。

今日のコンサートは、1月6日の公現日(キリスト教で、生まれたばかりのイエス・キリストを探し当てて、東方の3博士が礼拝にやってきたといわれる日)にちなんで、村人が総出で聖母マリアや聖ヨゼフ、3博士なんぞに扮して劇を繰り広げる。相棒の両親は、その劇の最中にクリスマス・ソングをフランス語とプロバンス語で歌うという構成だ。

日本人の感覚からいうと、お正月を過ぎてからクリスマス・ソングを歌うのは、どうにも間が抜けているのだが、当地では公現日までがクリスマス期間で、ツリーなんかもこの日までは飾られているので、違和感はないようだ。ともあれ、「きよしこの夜」や「天のみ使いの」など、私も知っているクリスマス・ソングがバイリンガルで熱唱され、私もそっと(日本語で)口ずさんだ。

ところで、数年前にプロバンス語のスピーチ・コンテストが地元で開かれ、日本人の女性研究者が優勝したそうだ。相棒の両親が嬉しそうに話してくれた(プロバンス語を研究する日本人がいるということ自体、かれらにはとても嬉しいことらしい)。何ごとにも研究熱心で道をきわめる日本人らしい快挙だと、私も感心
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by bonnjour | 2006-01-08 21:39 | 旅する
マルセイユで息抜き
辞書を買いに、マルセイユの大型書店まで行く。相棒の実家に来て2週間、ずっと都会に出ていなかったけれど、東京もんの私にとってはのどかな田舎に長期間いることが逆にストレスになるので、マルセイユの雑踏の中に身を置くことは、いい息抜きである。

港町特有の活気と猥雑さも、私の好むところである。通りを行きかう人たちの様々な肌の色を見ていると、マルセイユは対岸のアフリカが、すでに混じっているような気がする。

マルセイユ郊外のショッピング・センターの片隅にある中華食材店で日本の醤油やら、インスタント・ラーメンやらを買い込んで、今日の遠出は終わった。
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by bonnjour | 2006-01-05 21:38 | 旅する
日本から持参したお屠蘇で乾杯
元旦。でも、おせち料理や日本のテレビの「新春特別番組」がないので、あまりお正月気分が出ない。部屋着にカーディガンを引っ掛けて、表の郵便受けまで年賀状を取りに行くときの、わくわくした気分もないしねえ。

少しでもお正月気分を、ということで、日本から屠蘇散を持参した。これを昨晩から味醂と清酒(どちらも料理用にストック)に漬けて準備しておいた。「お屠蘇は新年にあたり、一年の邪気を払うための特別な飲み物で...」と、屠蘇散のパッケージに書いてあった薀蓄を受け売りして皆に説明する。薬草の入ったアルコールという点ではチンザノを初めとする西洋のリキュール類に似ているので、食前酒としてお屠蘇を飲むのは抵抗がないようだ。
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by bonnjour | 2006-01-01 21:37 | 旅する