B的日常
bonnjour.exblog.jp

ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
ブログパーツ
プロフィール
美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
最新のトラックバック
Wheelock's L..
from えいじゅなすの本棚 − 英語..
ミケランジェリ/ショパン..
from クラシック音楽ぶった斬り
フィリップ・ジャルスキー..
from ご~けんのAudio & C..
NAXOS MUSIC ..
from Ceciliaの部屋
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
<   2006年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧
晴れた日はパスティスが美味しい
右の写真はパスティスという南フランス産のリキュール。c0163963_242673.jpg
アニスの香りの強い、45度前後の酒だが、ストレートで飲むことはなく、氷水で割る。ストレートでは緑色がかった透明な酒だが、水を加えると白濁してオパールのような色調になる。

夏の晴れた日、それも湿度の低い地中海性気候には、このパスティスが美味しい。

日本のこじゃれた店ではパスティスをお洒落な食前酒として供している所もあるようだが、フランスではオッサンの飲むものらしい。日本でいえば一昔前の焼酎みたいな存在かもしれない。
[PR]
by bonnjour | 2006-07-26 02:03 | 暮らす
猛暑が続く
このところ、35度に近い猛暑が続いている。これはヨーロッパ全体の現象で、各国で熱中症による死者が出ている。日本と違って、こちらの民家にはエアコンなど付いていないから、暑くなると「冷水をかぶる(プールがあれば最高だ)」「冷たいスイカを食べる(スイカには冷却作用がある)」「裸に近い格好でひたすら耐える(プールが水冷式なら、こちらは空冷式か?)」といった対抗策でしのぐしかない。

暑さのせいで食事は簡単に済ませたいので、今日の昼ごはんは煮炊きしないで作れる簡単料理。つまみにナチョスと、角切り野菜を載せたパパド。メインディッシュはインゲン豆に生ハムとパルメザンチーズを載せ、にんにくのきいたソースで和えたサラダ。このサラダは相棒が先日テレビの料理番組で見て、見よう見まねで作ったもの。
c0163963_231643.jpg

こういうラインナップだと、どうしてもビールの消費量が多くなる。プリン体とか尿酸値という言葉が頭をよぎって、ちょっと反省。
[PR]
by bonnjour | 2006-07-22 02:02 | 暮らす
アジア食材をまとめ買い
c0163963_22211331.jpg


ミュンスターでの私の食生活の支えである、韓国人経営のアジア食材店「Eurasia」が在庫一掃セールをしていたので、色々と買い込んだ。

小豆島のマルキンというメーカーが作っている濃い口醤油(1リットル入りで特価3.9ユーロ、約565円)。世界制覇した感のあるKikkomanでなく、小豆島の地場産業的な製品であるところがシブイ(大メーカーより好きだ)。麺類はインスタント・ラーメンのほか、そうめん(韓国産)、春雨、タイの米麺を取り揃え、東南アジア風料理で暑い夏を乗り切ろう。

おつまみにはインドの豆粉で作ったおせんべい、パパド(写真右下)を買う。暑い夏にはスパイシーなパパドとビールの組み合わせがたまらない。

そのほか、調味料ではマレーシア製のHot Bean Souce(四川風のピリ辛味噌)とインド製の辛口カレー粉を調達。このところ、当地は暑い日が続いているので、どうしてもスパイシーなものに目が行く。

以上、8点で合計13ユーロ10セント(約1,900円)の買い物。日本ならスーパーの特売の常連として1リットル200円以下で買える醤油が、ここでは3倍近い値段なのがちょっと痛いけれど、ヨーロッパでアジア風の食生活を送ろうと思うと、どうしても割高になる。

【後日談】
おつまみのパパド(バーゲン特価1パック1ユーロ)がおいしくて、翌日、同じ店に買い占めに走った。
c0163963_22213868.jpg
スパイスのクミンを混ぜ込んだものと、唐辛子粉を混ぜた辛口タイプの2種類。パッケージには、パパドを捧げ持つ不気味なウサギと、嬉しいんだかおびえているんだかわからない表情の子供の顔が描かれていて、インドのパッケージ・デザインの妙味に感じ入る。

商標の「Symbol of Moman's Strength」というのがなんだか唐突なので、製造元のShri Mahila Griha Udyog Lijjat Papadについて、ネットで調べてみたところ、この会社は女性の自立を支援する団体で、女性だけがなれる会員(インド中に4万人以上いるそうだ)が、パパドその他の食品の製造販売を通して経済的・精神的自立を実現しているという。この商品、ヨーロッパはもとより、日本の輸入食品店でも扱っており、ビジネスとして大成功しているようだ。

いい話だなあと思いながら、パパドをもう1枚。後を引く美味しさだ。
[PR]
by bonnjour | 2006-07-18 22:19 | 暮らす
ベルリン駆け足観光
フンボルト財団の年次総会の行事は昨夜までで、今日は夕方、列車で帰途に着くまで自由時間。ということで、短期決戦のベルリン観光を決行する。

まず、13世紀~18世紀の西洋絵画をコレクションしている絵画館(Gemaeldegalerie)に向かう。ここにはフェルメール2点、ブリューゲルの「ネーデルランドのことわざ」、クラナッハ、デューラー、レンブラント(いずれも多数)といったネーデルランド&ドイツ近辺のご当地(?)画家たちの作品に加え、ラファエロにボッティチェリ、カラバッジョとイタリア勢まで、名画がてんこ盛りだ。ここまで来て、これを見ないでは帰れない。c0163963_2217625.jpg

入場料は8ユーロ(約1,160円)とちと高いが(1週間かけても見きれないといわれる巨大なルーブル美術館の現在の入場料が、こことほぼ同額の8ユーロ50セントだ)、期待に胸をおどらせて入場する。

巨匠の中でも別格という感じのフェルメールやカラバッジョも、実にさりげなく展示されていて、人もまばらだ。数年前、白金の庭園美術館で開かれたカラバッジョ展に、休日は混むからと有給休暇をとって見にかけつけた私は、平日というのに大盛況の混雑ぶりでぶったまげたものだが、この絵画館の閑散ぶりにはうらやましいやら、もったいないやら。

ここで堪能した名画は数多あるが、妙に気になった1点が、クラナッハの「若返りの泉」(Der Jungbrunnen、写真右上)。画面向かって左側の集団は「使用前」、右側が「使用後」で、この泉で湯浴みした老女は不思議や不思議、うら若い乙女に変身して楽しい宴会の席(画面右上)に就くのでした。

午前11時に到着した絵画館に、午後3時過ぎまで長々と滞在してしまったため、次の目的地「ベルリンの壁の残り物」に向かう。これは相棒の希望。

ガイドブック片手に到着したのは、ナチスの時代、ゲシュタポの本部があった場所に設けられたTopography of Terrorという屋外展示施設。政治犯を収容した地下牢跡に、ナチスの犯罪行為に関する資料が展示されている。
c0163963_22174158.jpg

写真の展示物の上方にあるのがベルリンの壁の残り物で、実物を目の前にすると、思いのほか低い壁であることに驚いた。実際には壁は西側と東側に1枚ずつあって、壁どうしの間は数10メートルの無人地帯で逃亡者が出た場合にすぐ分かるようになっていたという。
最後の目的地は、ベルリンの象徴「ブランデンブルク門」。パリに行ってエッフェル塔を、ニューヨークに行って自由の女神を見なかったら観光旅行にならないのと同じで、正統派ツーリスト(?)としては外せない名所だ。幸い、ベルリンの壁の残骸から歩いていける距離にあったので、帰りの列車の時間を気にしながら大通りをひたすら進む。

たどり着くと、さすがに観光客であふれている。門の前の広場では、数日前に終了したワールドカップにちなんで設置された巨大なサッカーボールのオブジェが解体されているところだった。そういえば、ベルリンで盛り上がるサポーターたちの様子を報道する時には必ずといってよいほど、この門が映しだされていた。

東西ドイツが分断されていた時代には、ちょうどこの門の前に壁が立ちふさがっていたため、門を通行することはできなかったそうだ。東西分断の象徴だったブランデンブルク門を、こうして誰でも通り抜けられる時代にはなったが、社会インフラや経済力における東西のギャップはいまだに大きく、新たな社会不安を生み出している。

【おまけ】
c0163963_22184552.jpg

ベルリンにある「広島通り」。街灯に付けられた通りの名前のプレートには説明として「世界で初めて原子爆弾に被災した日本の都市」と記されている。

日本大使館(写真左下、一番奥の建物)はこの通りにある。ちなみに写真中央のアラビアンな(といっても写真が小さすぎて見えないかも)建物はアラブ首長国連合の大使館でした。
広島通り。一番奥にあるのが日本大使館。
c0163963_2219746.jpg

[PR]
by bonnjour | 2006-07-13 22:15 | 旅する
ベルリンで大統領官邸に潜入
c0163963_22134872.jpg昨日からベルリンに来ている。

相棒にフェローシップを出してくれているフンボルト財団の、フェローが一堂に会する年次総会というのがベルリンで開かれ、家族も招待されたので、ベルリン見物がてら同行した。

昨日の午後から始まった総会、初日は公会堂に集まって式典が行われた。そして今日は年次総会のハイライト(?)、ドイツ連邦共和国大統領の官邸で、大統領夫妻が出席してのレセプションが開かれた。

現在、ドイツの国家元首である大統領というのは行政権を持たず、もっぱら儀礼的国家行為を行うことにその役割を限定されている。国を象徴するような存在なので、選出と世襲の違いはあれど、日本でいえば天皇みたいなものか。2004年に就任した現在の大統領、ホルスト・ケーラー氏は、大統領就任前はIMFの専務理事を務めていた人物だ。

官邸であるベルビュー宮殿の入り口では、パスポート提示と手荷物のチェックが行われ、さすがに官邸に入場する緊張感を感じる(その割には、事前に提出させられた氏名・生年月日と持参したパスポートの記述内容との照合はしていなかったけれど。ドイツって、結構いいかげん?)。

レセプションは敷地内の広大な庭園で開かれた(写真右上)。晴天に恵まれたのはいいけれど、恐ろしく暑い。主催者が「レセプションの服装はフォーマルで。特に民族衣装を歓迎します」と通知していたので、インド、アフリカ等(フンボルト財団のフェローは世界72ヵ国から来ており、国際色豊かだ)の色鮮やかな民族衣装をまとった人たちが行き来する。暑い国々の衣装はこんな天気にぴったりだ。逆に和服で参加した日本女性は汗だくになっていて、とても気の毒だった。なんでも、冬用の総裏の着物しか持っていないのを無理して着てきたという。いっぽう私は涼しさ重視のワンピースで乗り切った。
こちらが、レセプションでスピーチ台に立つ大統領のケーラー氏(大統領のホームページに掲載された、レセプションの記事から転載)。にこやかにスピーチする彼の背後には数人の眼光鋭い黒服の男たちが控えていて(この写真でも、大統領の左側背後と後景の建物の入り口に黒服さんがいるのが見える)、シークレットサービスなんて職業の人を初めて見た私は感心してしまった。相棒も「わー、ボディーガードだ。本物だ」と興奮している。彼らが放出する殺気は凄かったです。
c0163963_2214211.jpg

写真の大統領が手に掲げているのはフンボルト財団の記念品のネクタイで、このレセプションで大統領にプレゼントされた。

大統領がスピーチに立つと、参加者たちが一斉にカメラを取り出して大統領の写真を撮りだしたのは、結構笑えた。お堅い研究者稼業をしていても、皆さん、結構ミーハーなんだなあ。
[PR]
by bonnjour | 2006-07-12 22:12 | 旅する
楽しい市場探検
c0163963_22121093.jpg


さくらんぼの季節。美味しいさくらんぼが欲しいのだけれど、いつも行くスーパーでは鮮度がイマイチ。ということで、市場に行って買うことにした。

今住んでいるミュンスターでは、街のシンボルである大聖堂前の広場で週に3回、青空市が立つ。

土曜日の午前中ということで、市場は買い物をする老若男女で一杯。男女問わず、籐でできたバスケットを持参して、そこに買ったものを次々と入れている人が多い(けっこう、おしゃれ)。私たちはこの後、スーパーに回って1週間分の買出しもするため、空のバックパックを担いでの市場探検である。

お目当てのさくらんぼは、色々な店を偵察した後、一番おいしそうだった店の商品を500グラム2ユーロ(約300円)で購入。日本で「アメリカン・チェリー」といわれている深紅の甘みの強い種類で、デリケートで宝石のような「佐藤錦」なんかとは別種の果物と考えたほうがいいけれど、気取った佐藤錦よりも力強さを感じる味で、私はこっちのほうが好きだ。

このほか、多種多様のオリーブを売る店で、目移りしながらも2種類のオリーブを購入。ひとつは大粒のグリーンのオリーブに、生のバジルとにんにくをあわせたもの。もうひとつは、種を抜いた小粒の黒オリーブ「ニース風」という商品。100グラム(小鉢にちょこっと盛るくらいの量)が1ユーロ40セントという値段は、肉や乳製品など日常の食品が比較的安いドイツでは高い部類に入るけど、安物の瓶詰めオリーブに比べると美味しさが際立っていた。

来週の土曜日も、新しい味を求めて市場探検をしたいところだが、うかうかしているとエンゲル係数が急上昇しそうで怖い。
[PR]
by bonnjour | 2006-07-08 22:11 | 暮らす
我が家だけから歓声が
W杯でのフランス代表の調子が絶好調につき、今までの無関心を改め、昨夜の決勝進出をかけたフランスVSポルトガル戦は、大いに興味を持ってTVで観戦。

我々は現地時間で観戦できるので問題ないけれど、日本では試合開始が明け方の4時に当たるので、サッカー・ファンには辛い時刻設定だろう。

ジダンの活躍とか、それを受けて立つポルトガルのフィーゴ(ジダンと宿命の対決?)の頑張りとか、サッカーに詳しい人が見れば、見どころ満載の試合だったと思うが、ゴールキーパー萌えの私は、フランスのGKファビアン・バルテスがポルトガルのシュートを「バシッ」とガードするたびに「キャッホー」と叫んだのでありました。

それにしても、ドイツ戦の時は、試合の盛り上がりに呼応して周囲の家から歓声が聞こえてきたのに、昨夜のフランスVSポルトガル戦で歓声を上げていたのは我が家だけだったような気が...。
[PR]
by bonnjour | 2006-07-06 22:10 | 暮らす
Cafe do Brasilでフランスを(密かに)応援。
はじめはワールドカップに全く興味を持たない相棒と私だったが、開催地の熱気にさらされるうちに、試合動向がちょっと気になるようになってきた。日本が敗退した今、応援したくなるのは相棒の母国であるフランスだ。

今日はフランス対ブラジル戦が行われる日。ということで、贔屓にしている近所のレストラン「Cafe do Brasil」(何料理の店か、一目瞭然)に、TV観戦がてらビールを飲みにいくことにした。

店は満杯で、テーブル席にあぶれたお客は立ち飲みで店のTVスクリーンに見入っている。表立ってフランスの応援なんかしていると、激昂したブラジル・チームのサポーターに袋叩きにされるかもしれないので、私たちはきわめて「クール」に観戦する。

ジダンの引退の花道ということもあり、フランスは乗りに乗っていた。いっぽう、ブラジル・チームはあせっている感じが伝わってきた。相棒の説明では「フランス・チームは相手が強豪だと、力を入れて試合に取り組むので、良い成績が出る」のだとか。真偽のほどはわからない。

1対0でブラジルが負けたときにはCafe do Brasilには暗ーいムードがただよって、なんだか申し訳なかったので、早々に店を引き上げた。といっても夜11時になっていたわけだけれど。
[PR]
by bonnjour | 2006-07-01 22:09 | 暮らす