B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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毒なし餃子
せっかく日本に帰ってきたのに、出発前から抱えていた仕事が複数あって、滞在先の実家に「プチひきこもり」状態。

でも、日本のテレビは見られるし(ケーブルTVで日本語字幕付き映画が見放題なのが嬉しい)、納豆も、日本酒も、魚の干物も、なんでもあって感動する。

なかでも帰国前から楽しみにしていたのが「餃子」。なぜか私は外国にいると餃子が食べたくなる。現地のアジアン・ショップで手に入るのは中国製の冷凍物で、もともと「これはやばいのではないか」と思っていたが(でも昨年、デュッセルドルフで誘惑に負けて1回買ってしまった)、決定的な事件が日本で起こってしまったので、買う気になれなかった。自宅で手作りというのもできなくはないのだが、「ニラ」をはじめとする材料の入手に難があるし、皮を上手に作るのも難しい。

というわけで、安全そうな日本製餃子を食べるというのが、今回の一時帰国のTO DOリストに堂々と入っていた(そういう項目を書き入れた自分が情けないが)。帰国後、すでに2回も食べてしまいました、餃子。c0163963_20173262.jpg
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by bonnjour | 2008-02-27 23:26 | 暮らす
オーフスからコペンハーゲン、パリを経由して日本に!
日本への一時帰国のためにオーフス ==(陸路)==> コペンハーゲン ==(飛行機)==> パリ ==(飛行機)==> 成田、という長い旅に出る。オーフスにも空港はあるけど、マイナーすぎて私が乗るエールフランスは飛んでいなかった。オーフスからコペンハーゲンまで列車で3時間半と、決して近くはないのだが我慢する。

実は来週が締め切りの仕事を抱えていて、それがまだ手付かず状態にあるため、オーフスからコペンハーゲンの列車の旅でやっと着手する。乗ったインターシティは2等車ながら大きなテーブルが付いていて、仕事をするにはいい感じ。出張客が多いのでその便宜を考えてのことかも。他の席でもパソコンを広げている人が多い。
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嬉しいことに、このインターシティには全座席に電源が完備されている。座席の上方、荷物を載せる台の下にコンセントがあり、そこから電気が引ける。日本の新幹線にも、限られた座席では電源があるようだけど、この列車みたいに全座席に付いていてくれると選択肢が広まるので嬉しい。 コペンハーゲンの空港のラウンジでセルフサービスのカールスバーグをお供にさらに2時間パソコンに向かった後、パリのシャルル・ド・ゴール空港へ。ここにも搭乗ゲートの前にパソコン用のブースがいくつか用意されていて助かる。ヨーロッパは電力料金が高いけれど、公共の交通機関では結構太っ腹に電気を使わせてくれるものだと感心。
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パリから夜行便で成田に。このエールフランスの夜行便は使い勝手がよいのでよく乗るけど、搭乗客は食事が終わるとすぐに睡眠モードに入るので、客室乗務員にとっては扱いやすかもしれない。エコノミー席の私たちに食事を配る乗務員の内心の声「ほらほら、早くこれでも食べて爆睡しな」が聞こえてくるようだ。魚の甘酢掛け、というやつを食べたが、肝心の甘酢がかかっていないのに苦笑。お弁当工場で掛け忘れたのだろうか。

機内の映画に「エリザベス ゴールデンエイジ」がかかっていたので見る。途中、眠りに落ちてストーリーが分からない箇所が出てきたので、後で見返すが、また寝てしまった。ケイト・ブランシェットの堂々たる演技。でもアルマダの海戦シーンはCGでちょっと玩具っぽい。
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by BONNJOUR | 2008-02-20 20:18 | 旅する
ムハンマドの風刺画ふたたび
2005年に大騒動となった「ムハンマドの風刺画」の作者を殺害する計画を立てた容疑で、デンマーク在住のイスラム教徒3名が昨日拘束された(彼らがいたのは、私の住んでいるオーフスの近郊)。この殺害計画発覚に抗議して、今日は震源地である新聞「Jyllands-Posten」をはじめとするデンマークの地元紙が一斉に風刺画の再掲載を行った。

2005年の騒動の際はドイツにいて、隣の国の出来事という距離感があったが、なんの因果か騒動の中心となったJyllands-Postenの本社があるオーフスに住むことになった。ということで、今回は臨場感(?)もひとしおで、色々と考えてしまった。

まず、いくら頭にきたからといってこの漫画を描いた作者を殺害するというのは、もちろん絶対に許されない行為である。また、「そういう発想をするからこそ、イスラム教は暴力的である」と非難される理由を作ることにもなる。

一方、「表現の自由」を錦の御旗にイスラム教という他宗教、異文化への誹謗中傷を新聞という社会の公器で行うのは「自由」の乱用だ。(実際、デンマークの刑法では、合法的な宗教の教義や崇拝に対し、公開の場で侮辱することを禁じている)。しかも、前回この風刺画を掲載してイスラム世界(およびデンマークのイスラム系住民)の心を傷つけたのに、これみよがしに再掲載する見識が理解できない。

たとえばデンマークは国教として福音ルーテル派を信仰しているが(国民の9割以上がこの宗派に属し、強制的に教会税が課せられる)、表現の自由ということで「聖書の内容は嘘八百だ」「十字軍の昔から、キリスト教は血塗られた宗教だ」などという言説を、大新聞でくり広げたらどうなるだろう。反社会的行為として断罪され、不買運動が起こるだろう。もちろん新聞社は、そのような自分の首を絞める馬鹿な真似はしない。

こうしてみると、自分に都合の悪いことは自己規制するくせに、他人の宗教はないがしろにする、という二重規範は明白で、表現の自由だなんて胸を張れたものではない。もっといってしまうと、人々の心の中にある、なんだかモヤモヤしたイスラム教徒への反感や偏見におもねって、「この漫画、面白いでしょう。やっぱりイスラム教徒って、得体が知れなくて怖いよね」とにじり寄ってくるような「あざとさ」を、この漫画から感じるのだ。オーフスの街を歩いているとイスラム系の住民の姿をよく見かけるが、今日、風刺画が掲載された新聞を目にした彼らは心臓にナイフを突き立てられた気持ちになったのではと心が痛む。

風刺画の再掲載は、子供の喧嘩なみの、レベルの低い意地の張り合いにしか思えない。新聞社として暗殺計画に抗議するなら、もっと建設的でクリエイティブな企画を立てればよかった。そういう創造性があればの話だけどね。
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by BONNJOUR | 2008-02-13 20:24 | 思う
クロアチア生まれのスープの素Vegeta
地元のトルコ食材店でちょっと前から気になっていた粉末スープの素「Vegeta」(ベジタでなくベゲタと読むそうだ)を購入。500グラム入りパックが30クローネ(約630円)。調べたら、トルコのブランドではなく、クロアチアを本拠地とするPodravka社の製品で、現地では日本の醤油のように多用されている調味料らしい。ヨーロッパ各国のほか、北米やオーストラリアにも展開しているとのこと(そういえば、オーストラリアは旧ユーゴスラビア系の移民が多いから需要があるのだろう)。デンマークにも旧ユーゴ系の移民が多いので、そういった層を狙って輸入しているのかな。

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味は甘めの野菜コンソメという感じ。さっそく野菜スープに使ったら、なかなか美味しく仕上がった。日本の固形スープの素同様、グルタミン酸ナトリウム特有の味もするけれど、それが嫌いな人用にはグルタミン酸抜きの姉妹製品もあるとウェブの商品紹介には書いてある。そのほかにも「地中海味Vegeta」とか「ピリ辛味Vegeta」とか、いくつかバリエーションがあるとのこと。デンマークでは輸入食品にあたるため、私が行った店ではベーシックなVegetaしか置いてなかった。

肉や魚にオリーブ油とVegetaの粉末を振りかけて焼くというのもクロアチアでポピュラーな食べ方だそうだ。今度やってみよう。
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by BONNJOUR | 2008-02-12 20:26 | 暮らす
自家製ケーキもスイスイ
自家製ピザに気をよくして、今度はお手軽自家製ケーキを作る。

まずは黒くなった熟れすぎのバナナの有効活用をかねて、バナナブレッド。材料は小麦粉&ベーキングパウダー、バター、砂糖、卵、牛乳、それにバナナと家にあるものだけで作れてお手軽。本当はクルミなどナッツ類が入ると美味しいのだが、買い置きがなかったのでパスした。

でも熟れすぎバナナのおかげで濃厚な味になり、まずまずの成功。 c0163963_23573734.jpg

同じ焼き型(パイ用の浅い焼き皿しかなかったので、それを利用)で今度は人参のケーキを作る。

油脂分はバターのかわりにサラダ油。人参を4本、すりおろして入れて、ちょっと健康的な感じ(とはいえお菓子はお菓子だ、食べ過ぎに注意しよう)。

バナナブレッドも人参ケーキも、フランスではあまり聞かないお菓子のようで、人参をお菓子に使うなんて、と相棒は絶句した(といいつつ喜んで食べていた)。
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by BONNJOUR | 2008-02-06 20:49 | 暮らす
自家製ピザを焼く
今いるアパートのキッチンに備え付けの調理器具がとても充実しているので、嬉しくなって自家製ビザを焼くことにした。

まずは生地を作る。粉をこねるのには電動ハンドミキサーが大活躍(こんなものが備え付け調理器具に含まれていて、感動)。イーストを使って発酵させ、生地が膨らむのを待つ。c0163963_23584313.jpg

暖房用ラジエーターのすぐそばに置いておいたら、順調に成長あそばして、嬉しくなった。あまり嬉しくて、様子を見にキッチンに何度も行くので仕事が手につかない。

同じくアパートの備品である麺棒で生地を伸ばす。ドイツで作ったときは麺棒がなくて、手で伸ばしたのでいまひとつの出来だったが、やはり道具が揃っていると、やりやすい。
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煮込んだトマト・ソースを塗った上に、玉ねぎとフレッシュ・トマト、そして生のモツァレラ・チーズを載せて、あっさり味のピザの完成。自分で育てた(?)ピザ生地の味わいは、ひとしおだった。
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by BONNJOUR | 2008-02-04 20:52 | 暮らす
豚皮の美味しさにめざめる
デンマークは豚肉の一大生産地ということで、スーパーにも豚の生肉および加工製品がたくさん並んでいる。ためしにローストポーク用の皮付き肉を買ってみた。日本では沖縄を除くと入手が難しい皮付き肉だけど、こちらでは普通に売っているのが嬉しい。

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秘蔵の「カマルグ(南仏の湿地帯)の塩」と粗挽き胡椒を振っただけでオーブンに入れ、200度で2時間。皮はカリカリ、肉はしっとりのおいしいローストポークができた。とりわけ、余分な脂が落ちた皮の部分は香ばしく、酒の肴にもなりそうな味。

オーブンにぶち込んだだけで、調理らしきことはほとんど何もしていないので「料理」と呼ぶのもなんだが、材料費やかかる手間と出来上がりの味を考えると、けっこう投資対効果の高い一品だと思う。

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付け合わせは、肉から出た脂をほどよく吸ったジャガイモとグリーンピース。日本の基準からいうと野菜不足の感は否めないが、明日は野菜スープでも作って挽回しよう。
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by BONNJOUR | 2008-02-01 21:02 | 暮らす