B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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再び北の地に
年末年始の休暇も終わり、今日は一日かけて北の地に戻る。

マルセイユの空港を昼前に飛び立って、まずはアルザス地方の中心都市、ストラスブールへ。なんでストラスブールかというと、乗り継ぎ便で手頃なのが、それしかなかったという理由。

ストラスブールは雪景色。ちなみにパリも大雪だったようで、この日のパリ発着便は、軒並み運休となっていた。もしパリ経由を選んでいた場合は帰れなくなった可能性が高いわけで、乗り継ぎがストラスブールでよかった。
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ストラスブールの空港では2時間半ほど待つ。ちょうど昼食の時間だったので、空港のレストランで、この地方の名物「タルト・フランべ」と地元ビールのセットを頼む。タルト・フランべは薄手の小麦粉生地に玉ねぎやベーコン、サワークリーム、チーズを載せて焼いたピザ状の食べ物。これはドイツ語圏に入ると「フラムクーヘン」と名前を変える。味は、たぶん、一緒。
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その後、コペンハーゲンに飛び、それからまた列車で3時間半。自宅に戻ったのは夜11時過ぎ。直線距離にすればさほど遠くないはずだが、地方都市から地方都市への旅行というのは本当に時間がかかる。
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by bonnjour | 2009-01-05 11:00 | 旅する
散歩に出てガチョウに騒ぎ立てられる
またまた食べ物の話から始まるのが情けないが、お昼はプロヴァンス風のトリッパ(いわゆるハチノス)と豚足の煮込み。トリッパの処理は大変なので、村の肉屋さん自慢の自家製煮込みを購入。豚足から出たゼラチン質がソースに濃厚なコクととろみをつけていて、なんだか「天下一品」というラーメン・チェーンの「こってりラーメン」と似た食感だ(ここでラーメンを連想する私はやっぱり日本人)。トマト味とハーブの風味で上手に臭みを消してある。
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昼食の後は近所を散歩。よその家の庭先を通りがかったら、ガチョウがガアガアとうるさく鳴いて閉口する。見知らぬ人を見ると騒ぎ立てる性質があるので番犬がわりに飼っているらしい。あんまり憎らしいので「次のクリスマスにはドイツに行ってローストされておしまい!」と心の中でつぶやく(ドイツではガチョウがクリスマスの定番料理だそうだが、南仏では季節を問わず、ガチョウを食べる習慣はないみたいだ)。
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畑には季節外れのスイカが打ち捨てられていた。このスイカは生食用ではなく、もっぱらジャムにする品種だそう。
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散歩の後は隣町の大型スーパーに行き、デンマークに持って帰る雑貨や食品を購入。消毒用の1リットル入りオーデコロン(室内などのちょっとした汚れを拭うのに使用)やジャベル水(フランス人が愛用する塩素系漂白剤で、掃除や洗濯に使用)など、フランスでしか入手できない雑貨類と、Hariboのグミ菓子(デンマークでも売っているが、ドイツやフランスの3倍の価格なのだ)、フランス産チーズなど、デンマークでは高くて買い控えていた食品類。そしてなぜか、このスーパーで売っていたイギリスのブランストンという会社のピクルス(イギリス版福神漬ともいうべき定番の食品で、サンドイッチに塗ると美味しい)。お金持ちのイギリス人がこのあたりの別荘を買いあさっているという話をきくので、彼ら用に置いてあるのかもしれない。

カートに積み上げられた商品を見て「おっと、100ユーロくらい買ってしまったかもしれない」と反省したが、レジで示された金額は52ユーロだった。どうもデンマークの物価高に慣れてしまって感覚がおかしくなっているようだ。
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by bonnjour | 2009-01-03 08:23 | 旅する
場違いながら、バナナブレッド
ダラダラと過ごすお正月休みが続く。コーヒーのお供に何かお菓子でも作ろうということで、お正月の祝祭的な雰囲気には場違いながら、ちょうど熟れたバナナがあったので「バナナブレッド」を作る。ブレッドと称しているが実際には「ケーキ」で、フランスの繊細なケーキ類とはかなり隔たりのある、いかにもアメリカ的な大雑把なお菓子だ。

出来上がったのは、これ。
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雑食性の相棒はさておき、保守的な味覚を持つフランス人の義父母にウケるかどうか、ちょっと心配だったのだが、想像以上に喜んでもらえて、すぐに売り切れてしまった。どうやら、たっぷり砂糖を使ったのが良かったようだ。日本は甘み控え目が好まれるが、ヨーロッパ人の味覚では、それでは物足りないらしい。

【材 料】
熟したバナナ       4本 (フォークでつぶしておく)
薄力粉(フランスの場合type 45、ドイツの場合type 405の小麦粉) 250グラム
ベーキングパウダー   小さじ1 (上記の薄力粉と混ぜてふるっておく)
卵               2個
サラダ油          120ミリリットル
砂糖             190グラム
牛乳             適宜
ナッツ類、レーズン    適宜(今回はクルミとレーズンを使用)

【作り方】
1. ボウルに卵とサラダ油を入れ、電動ミキサーまたは泡だて器でよく混ぜる。

2. 上記に砂糖も加え、さらに混ぜる。

3. 上記に薄力粉を加え、さっくりと混ぜる。

4. つぶしたバナナを加えてさらに混ぜる。

5. 上記に、粉っぽさがなくなるまで牛乳を適宜加える。(目安としては、大さじ2~3杯程度)

6. 上記に砕いたナッツ類やレーズン(量はひとつかみ程度)を混ぜる。

7. このタネを、サラダ油を塗った型に流し込み、180℃のオーブンで1時間程度焼く。型の形状で焼き時間が変わるので、途中で竹串を刺して焼き加減をチェックするとよい。

出来たてより一日置いたほうが味がなじんで美味しくなる。
材料のサラダ油は、フランスで一般的に使われている落花生油を使ったが、クセのない油ならなんでも可(オリーブ油を使うと苦くなるので要注意)。
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by bonnjour | 2009-01-02 11:02 | 旅する
大晦日もまた飽食
先日から食っちゃ寝、食っちゃ寝日記と化しているこのブログ、大晦日の夜もまた飽食してしまった。

夜7時半、近所に住む相棒の母方の祖父母がやってきて、3世代が集まっての大晦日のディナー(Réveillon)の始まりだ。
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↑ こいつで乾杯した後、生牡蠣、サザエみたいな巻貝(海のカタツムリというんだとか)、ザリガニ、蟹という日本人なら思わず「じゅるっ」となるシーフードの御馳走を頂く。
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途中、TVでサルコジ仏大統領(悪代官みたいな顔した、あの人です)の新年の演説があるので、皆でTVのある隣室に行き、放送を聞く。演説の要旨は「2008年は経済危機とかグルジア紛争とかあって大変だったけど2009年もますます大変になりそうなので、皆で頑張って乗り切ろう」といったところ(略しすぎ?)。イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの空爆についても触れ、停戦を働きかけるために来週、イスラエルに行くと語った。ガザの空爆についてはフランスでもトップニュースの扱いだが、死者がますます増え、一般市民の間にも犠牲者が広がっているのは胸が悪くなる思いだ。

平和な場所でのうのうと食っちゃ寝していることに後ろめたさを覚えながらテーブルに戻り、飽食を再開。シーフードの後はエスカルゴ(これも陸に上がったシーフードといえるかも)のにんにくバター。そして最後にルコラのサラダとパテ。もう、お腹が一杯だ。
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TVでは、ちょい昔に制作された、ドミンゴがカヴァラドッシを歌っている(というか、ワタシ的にはライモンディ様がスカルピアを歌っている)映画版の「トスカ」を放映していたが、相棒とのチャンネル争いに負けて、皆で年末のお笑い番組を見る。時計が24時を打ち、皆でBonne Année(あけましておめでとう)と挨拶しあう。

2009年はどんな年になることやら。
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by bonnjour | 2009-01-01 02:56 | 旅する