B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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ファジョーリのロッシーニにザルツブルクの観客総立ち
ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭では本日(6月6日)、フランコ・ファジョーリがモーツァルテウム大ホールでロッシーニとマイヤーベーアのアリアのリサイタルを開いた。カストラートの歴史の終焉を飾るかのように19世紀に活躍した歌手、ジャンバチスタ・ヴェルーティ(1780-1861)のために書かれた作品を中心にしたプログラムだ。オケはディエゴ・ファソリス指揮のイ・バロッキスティ 。

最初にマエストロ・ファソリスより、プログラムの演奏の順序が変わったことがアナウンスされた。変更後のプログラム構成は下記の通り。最初に演奏された「パルミーラのアウレリアーノ」の序曲は、有名なあの序曲の元ネタなので、誰にとっても馴染み深いメロディで、導入部としては最適だったと思う。

Gioachino Rossini - Ouverture to the opera Aureliano in Palmira

Giacomo Meyerbeer - Cessi, o miei fidi ... O figlio dell'amore
Recitative and Aria of Armando from the opera Il crociato in Egitto

Gioachino Rossini - Ouverture to the opera Il turco in Italia

Giacomo Meyerbeer - O tu divina fè de' padri miei... Il dì rinascerà ... Ah! – che fate! – v'arrestate... Rapito io sento il cor ... Verrai meco di Provenza
Recitative, aria and cabaletta of Armando from the opera Il crociato in Egitto

===Intermission===

Gioachino Rossini - Ouverture to the opera L'italiana in Algeri

Gioachino Rossini - Dolci silvestri orrori… No! non posso… Ah! che sento… Non lasciarmi in tal momento
Scene, aria and cabaletta of Arsace from the opera Aureliano in Palmira

Gioachino Rossini - Variations for Clarinet and Orchestra in C (1809) Andante

Gioachino Rossini - Eccomi alfine in Babilonia ... Ah! quel giorno ognor rammento Recitative and cavatina of Arsace from the opera Semiramide

[Encore]

GIOACHINO ROSSINI - La donna del lago - "Elena! O tu che chiamo” (Malcolm)

Wolfgang Amadeus Mozart - Le nozze di Figaro K 492 - "Non so più, cosa son, cosa faccio" (Cherubino)

揺るぎのない技術と音楽性に支えられた、恐るべき完成度。そして極めて官能的な歌唱。甘美で眩暈のするような時を過ごした。そんな思いは誰にも共通していたようで、カーテンコールでは観客が総立ちになった。
(現時点ではとりあえず写真だけアップ。後ほど加筆します)。
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by bonnjour | 2014-06-06 11:08 | 聴く&観る
ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭の「チェネレントラ」
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聖霊降臨祭音楽祭のザルツブルクに昨日から来ている。昨夜は初日で、チェチーリア・バルトリが主役のロッシーニ「チェネレントラ」を見た。彼女が音楽監督を務める音楽祭の、今年のテーマは「Rossinissimo! 」。訳すなら「めっちゃ、ロッシーニ!」とでもいおうか。
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バルトリ演じるアンジェリーナ(チェネレントラ)が働く継父ドン・マニフィコの屋敷は現代のカフェテリアに読み替えられていて(演出:Damiano Michieletto)、ジーンズにエプロン姿で食器の片づけや掃除に追われる。ラミロ王子の舞踏会が開かれるのは「Palace」というネオンサインのかかったディスコ。ポップな色彩で楽しい舞台だった。

バルトリはもちろん存在感も技術も突出しているのだが、王子役のメキシコ出身のテノール、ハビエル・カマレナの張りのある美声にノックアウトされた。高音をヒットしたときなんて、会場のガラスが割れるんじゃないかと思った。ジャン・クリストフ・スピノジ率いるアンサンブル・マテウスの、活き活きした演奏も素晴らしい。
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Jean-Christophe Spinosi, Conductor
Damiano Michieletto, Director
rocafilm, Video Design
Performers: Cecilia Bartoli, Lynette Tapia, Hilary Summers, Javier Camarena, Enzo Capuano, Nicola Alaimo, Ugo Guagliardo
Concert Association of the Vienna State Opera Chorus
Ensemble Matheus

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by bonnjour | 2014-06-05 18:28 | 聴く&観る