B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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元手いらずにモーツアルトのカラオケを作る方法
忘年会・新年会のシーズンを前に、二次会のカラオケに備えて特訓中の方もいるかもしれない。そういう、お付き合いでのカラオケで歌うにはちと不適切なものの(ドッチラケてしまうからね)、クラシックの歌曲やオペラ・アリアのカラオケを元手いらずに作る方法をご紹介する。

用意するのはインターネットに接続されたWindowsパソコンと、「仮面舞踏会」(ダウンロードはこちらから)という、パソコン上に流れている音をなんでも録音してしまうフリー・ソフトウェア。

このソフトの主な機能は次の通り。Windows付属のサウンドレコーダでPC上に流れる音声を録音できる環境であれば使用が可能。

(1)WAVE録音と再生
(2)タイマー録音(ネットラジオのタイマー録音も可能)
(3)MP3、M3U再生(あまりサイズが大きくないこと)
(4)WAVE⇔MP3変換、WAVEレート変換
(5)ID3 tag v1およびSIフィールド情報の作成、編集
(6)プレイリストM3U の作成、編集
(7)Webクイック接続(速攻ラジオステーション接続)

ただしOSがWindows Vistaの場合は「仮面舞踏会」は対応していないので、市販ソフトを使うとよい。たとえば次のようなものが出ている。

超驚録(公式サイトはこちら
こちらは14 日間無償で使用できるシェアウェアで、試用期間を超えて使用する場合はライセンスキー(税込2,980円)の購入が必要になる。

またMac OSの場合は類似の機能を持ったWireTapというシェアウェア(ダウンロードはこちら)があるそうだが、 Mac については全く無知なのでゴメンナサイ。

これでパソコン上の音を録音する環境が整ったら、次のサイトに飛んでいく。

Schubertline --- The online score service for singers

このサイトの「Library & Scorch Shop」というアイコンをクリックすると、作曲家のリストが出てくるので、好みの作曲家を選び、表示されたアリアや歌曲のタイトルをクリックすればオンラインの楽譜が出現する。楽譜を表示するのにはScorchというフリー・ソフトのダウンロード(DLサイトはこちら)が必要だが、その場合には画面にダウンロードの案内が表示されるので、指示に従ってダウンロードすればよい。

さて、無事に楽譜が表示されたら楽譜の左上にある▲マークをクリックすると伴奏と歌のメロディが流れてくる。これを先ほどの録音ソフトで拾えばお手軽カラオケの出来上がりだ。伴奏は、いわゆる打ち込みの電子音でアコースティックのピアノに比べればもちろん大いに見劣りがするのだが、クラシックのカラオケCDは種類が極端に少ないのと高価なことを考えると、ぜいたくなことは言っていられない。なお、伴奏演奏時にテンポ調整と移調の機能も付いているので、色々やってみて好みの伴奏に調整する。

曲のラインナップはバッハやヘンデルなどのバロック(宗教曲とオペラ・アリア)、イタリア古典歌曲、モーツアルトやベートーベンの歌曲とオペラ・アリア(多数)、ドイツリート、フランス歌曲、そしてヴェルディやプッチーニなどイタリア・オペラの名曲まで幅広い(リストを参照)。ヘンデルの「メサイア」など、今の季節にふさわしい曲もある。クリスマス・パーティにでも、皆で合唱するのはいかが?(そんなことするの、クラヲタだけだって?)

このサイトは楽譜をオンラインで販売することを目的としたものなので、表示される楽譜は、テスト用の1ページ目を除くと印刷が不可能だ。でも大丈夫、世の中には次のようなパブリック・ドメインの楽譜サイトがある。

新モーツアルト全集 デジタル版:モーツァルテウム財団が編集した「新モーツァルト全集」(印刷版はベーレンライター社から刊行)の楽譜と注釈が全て掲載されている。著作権法上の「公正利用」原則に基づいて、個人利用に限り楽譜の複製が可能だ。なぜか日本語ページから入るとエラーが出てしまうので英語ページを利用するとよい。

IMSLP / Petrucci Music Library:有名なパブリック・ドメインの楽譜のポータル・サイト。楽譜出版社から圧力を受けて一時閉鎖に追い込まれるものの、著作権問題を回避する手だてを打って復活した。

ChoralWiki:こちらも内容充実の声楽曲楽譜のポータルサイト。

Art Song Central:数は少ないが歌曲の専門サイトで名品揃い。

ロチェスター大学 Sibley Music Library by Author:このサイトでショーソンの歌曲集(全60ページ!)というお宝を発掘した。

バイエルン州立図書館 デジタル・ライブラリー :ヘンデルの膨大な作品集が公開されている。ここでオペラ「リナルド」の有名なアリア「Lascia ch'io pianga」(私を泣かせてください)を含む、オペラ・アリアの楽譜を多数ダウンロードした。ちなみにこの図書館、「バイエルン公アルブレヒト5世が16世紀に建てたヴィッテルスバッハ宮廷図書館が前身」だそうです。すごっ。

以上、楽譜のダウンロードは個人使用に限定されているのでくれぐれもご用心を。
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by bonnjour | 2008-12-09 22:20 | 息抜き