ヨーロッパの地方都市を転々とした挙げ句、ポーランドに流れ着いた管理人「B」の日常。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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ものの数え方
2009年 04月 26日
仕事中、「飛行機の機体」は「1機、2機」と数えるのでよかったかな?と自信がなくなり、ネットで調べる。検索したところ、ものの数え方が検索できる、このような便利なサイトがあった。あわせて、ものを数える時に使う「個」「本」「枚」などの語は「助数詞」(numeral classifier)というのだと知った。
飛行機は「1機、2機」でOKと確認が取れたが、日本語にはあまりにも多くの助数詞があるので、面白くなって寄り道をしてしまった。 「船」の「1隻(せき)」(大型船、タンカー、艦船など)、「1艘(そう)」(小型船、はしけなど)、「1艇(てい)」(ボート、ヨットなど)は、よく混同してしまって辞書の世話になる。「いか」や「たこ」が「1杯(はい)」というのや、「たらこ」が「1腹(はら)」というのは、料理のレシピをよく見る人には馴染んだ数え方だろう。「たんす」が「1棹(さお)」とか「1本(ほん)」というのは、昔の箪笥が棹を通して運べる構造になっていたことの名残りらしいが、そんな箪笥を知らない現代人の私たちには想像を絶する数え方だ。 ↓ 棹を通して運んだ昔の箪笥。 「遺骨」を「1柱(はしら)」と数えるのは、戦没者の遺骨収集のニュースなどでよく聞く表現だが、神道の神様も「柱」で数える。死者は神になるという神道の考えに則って遺骨は「柱」なのだろうか?これに対し、事件で発見された遺骨や、考古学的な古い人骨は「体」で数えるのが慣例のようだ。祭る対象としての遺骨は「柱」、そうでない遺骨は「体」で数える、というところだろうか。 こうして寄り道をしていると、無駄な情報ばかりがインプットされ、仕事はますます遅れるのであった。ところで若い方々を中心に、年齢差を「~個上、下」と表現する用法があるが、あれはなんとかならないものか。聞くたびに、虫唾が走る。
by bonnjour
| 2009-04-26 15:30
| 暮らす
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