ヨーロッパの地方都市を転々とした挙げ句、ポーランドに流れ着いた管理人「B」の日常。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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夏休み絵日記(その1:トリエステに出発)
2005年 08月 27日
夏休み旅行の始まり。ボンから列車で1時間ほどのデュッセルドルフ空港を12時過ぎに出発、アリタリア便ミラノ経由でトリエステに。乗り込んだ飛行機は、なんだか頼りなくなるくらい小さい。機体にはAlitalia Expressと書かれており、どうやら欧州内短距離便の子会社のようだ。
デュッセルドルフ発ミラノ行きに乗り込んだのがお昼過ぎ。ちょうどお腹が空いてきたので、何か食べ物を出してくれないかなーと期待したところ、紙箱入りの、小さなサンドイッチとソフトドリンクのサービスがあった。ちょっと嬉しかった。(アルコールのサービスは、無し)。 ミラノで乗り換えてトリエステに。トリエステの空港(正式名称:フリウリ・ベネチア・ジュリア空港)は、バスターミナルよりショボい、場末の役場みたいな建物だ。ここは、行政的にはトリエステの隣のゴリツィア県に属する。空港からバスに乗ってトリエステ市内に移動する。 着いたホテルはトリエステ駅と中心街のちょうど中間地点。歴史を感じさせる建物の1フロアを使った、2つ星のこじんまりとした宿だ。実は最初、相棒が出席する学会が開かれる研究所のゲストハウス(市内のホテルに比べて格安)を宿泊先に希望したのだが、満員だった。学会の事務局がかわりに紹介してくれたのが、このホテルだ。立地が良い割に格安で、さすが日ごろ懐具合の寂しい研究者を相手にしている事務局のことだけあると感心してしまった。 私たちが通された客室は、広々としているが、質素なクローゼットと机、椅子2脚があるだけで、寒々しいといえばそんな感じ。でも、バスルームの設備が新しく、非常に清潔で、お湯の出も排水も申し分ないのが気に入った(イタリアの安ホテルとしては画期的なことだ)。
by bonnjour
| 2005-08-27 00:56
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