ヨーロッパの地方都市を転々とした挙げ句、ポーランドに流れ着いた管理人「B」の日常。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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Metzは氷の中
2006年 01月 15日
曇天。ホテルの朝食(写真)は、さすがにフランスならではの香ばしいパンとおいしいコーヒーで、安宿ながら合格点。メズに泊まったのは、ちょうど中間地点ということもあるが、いつもは素通りしている名所の大聖堂を一度は拝んでおかなければと思ったのが第一の理由のため、ホテルから歩いて大聖堂に向かう。
日曜日の朝ということもあり、人通りはごく少ない。雪が降っているわけではないが、空気が痛いくらい冷たくて、街路樹も地面も、半分凍っているような感じだ。 やっと到着した大聖堂(写真:観光局のホームページからコピーさせていただいたので、夜景で失礼)は、さすがに圧倒するスケールだったが、宿のチェックアウト時間と今日これからの長旅が気になって、雰囲気にひたる間もなくホテルに引き返す。 高速道でフランスからルクセンブルグに入り、隣国より安いルクセンブルグのガソリン(税金の関係で、ガソリンやら煙草やら、この国はやたら安いのである)を満タンに入れてから、ドイツめざして北上を続ける。 コブレンツ、ボン、ケルンと、昨年来馴染みのできた都市を通り、いよいよミュンスターに到着。ミシュランのウェブサイトからダウンロードした道案内(XXを右に曲がり、XX通りをXXXメートル走行したら、左に曲がる、といった按配)はほとんど役に立たず、これから住むことになる宿舎を探して道に迷うこと、 1時間。ミュンスター中央駅を探し当てて駅売店で市内地図を買い、やっと街の位置関係が判明した。 宿舎は、ミュンスター大学が外国人研究者向けに用意したゲストハウスだが、到着が事務室の閉まっている日曜の夜ということで、部屋の鍵はドアの前の足拭きマットの下に隠しておいてくれることになっていた。無事、鍵を発見して部屋に入る。 中階段でつながったメゾネット形式の部屋で、ダイニング兼書斎とベッドルームの2部屋だが、部屋が寒々と感じるほどゆったりとしたスペースを取っている。築 5年ということもあり、キッチンやバス・シャワーなどの水周りの設備もよく出来ている。部屋代は昨年いたボンのアパートより、月に100ユーロ(約1万 4000円)ほど高いのが辛いところだが、この広さと設備なら仕方がないかと言いきかせる。
by bonnjour
| 2006-01-15 21:42
| 暮らす
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