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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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中央線な祭り 阿佐谷の七夕と高円寺阿波踊り
2012年 08月 26日
勤め人時代、中央線沿線に一人で住んでいた。通勤の便が良いというのもあるが、子供の頃からあの沿線のサブカルチャー色満点な雰囲気が好きで、オトナになったらあそこに住みたい!とずっと思っていた。そんな願いもかなうのだから、大人になるってのはいいことだ。
![]() 「中央線なヒト―沿線文化人類学」(三善里沙子・著、小学館文庫)という本によると、中央線沿線に集まる人たちというのは、「何かにつけてウンチクを垂れ、ビンボーそうなのにヨガやマイブームものには大枚をはたき、上昇志向を持つことを恥とし、夜は馴染みの飲み屋で一杯…」だそうで、ヨガを除くとほとんど自分に当てはまるのが恐ろしい。 この中央線沿線で、8月には2つの大きなイベントがある。今年はその両方に出かけることができた。 その1 阿佐谷の七夕祭り 月遅れの七夕に開かれるお祭り。商店街の活性化策として1954年から続いており、今年は8月3日~7日に開かれた。地元のアーケード街にさまざまな七夕飾り(くす玉、各種キャラクターの張りぼて)が取り付けられ、その下には多数の屋台が出る。屋台で買った生ビールとつまみを食べながら、趣向をこらした飾りを見て回るのが楽しい。アーケード街の酒屋の前でベルギーのサクランボ味のビール、ベルビュー・クリークの生を売っていたのが飲食面では一番の収穫だった。価格が現地の約3倍というのは、日本酒を海外で飲む場合と一緒なので、まあ仕方ない。 ↓ 駅を降りると、ずらりと並んだ提灯がお出迎え。 ![]() ↓ 七夕飾りは日本のアニメだけでなく、こんな洋物キャラも登場。あと、スパイダーマンの飾りもあって、それは見事なものだった。 ![]() ↓ 人混みを避けて写真を撮ったけれど、アーケード街の入口など、人通りの多い場所では通勤ラッシュ時のプラットフォーム並みの混雑だった。 ![]() その2 高円寺の阿波踊り 8月の最終の土日に、JR高円寺駅前から東京メトロ新高円寺駅にかけての複数の道路を舞台に、いくつもの集団(これを「連」という)が流し踊る、高円寺名物の阿波踊り。阿佐谷の七夕同様、町おこしとして1957年に始まったイベントで、今では本家の徳島に続く、「日本三大阿波踊り」のひとつとなっているそうだ。小学生の頃、家族でこのイベントを見にいったことがあった。時期的に夏休みの終盤に当たるが、宿題がまったく終わっておらず、お先真っ暗な気持ちで踊りを見物したのが強烈な印象で、阿波踊りといえば夏休みの宿題を思い出す。我ながら、情けない。 ↓ こちらも、駅を降りると派手な提灯が出迎えてくれる。 ![]() ↓ 大きなイベントゆえ、後援にはメディア企業が。 ![]() ↓ 三味線、太鼓、鉦、篠笛などで奏される二拍子の音楽は、見ている者も踊りだしたくなるような躍動感がある。 ![]() ↓ 優美な女踊り。でも、網笠に手甲を付けた衣裳で踊り歩くのは、ものすごく暑そう。 ![]() ■
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by bonnjour
| 2012-08-26 01:17
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