B的日常
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ドイツ、デンマーク、フランス(一瞬)と、流浪の生活を約10年。昨年秋にポーランドに流れ着く。音楽、美術、風景、食べ物など、美しいものや変わったものを追いかけて味わうのが好き。
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美しいものや変わったもの、美味しいものを追いかけるのが好きです。日々の生活で接した、そうしたものへの感想を綴っていきます。過去の記事であってもコメントは大歓迎です。メールはこちらにどうぞ。
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ドイツでは豚肉を生で食べるって、本当ですか? 答え:本当。
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ドイツの、特にライン川沿い地方の冬限定の珍味に「Mett(メット)」というのがあると聞いていた。これは、加熱していないソーセージの中身、ひらたくいえば生の豚ひき肉にスパイスを混ぜたもので、パンの上にペーストのようにして塗り、上から玉葱の刻んだものをふりかける。

ガイドブックには「勇気のある人は、試してみては?」などと書いてあるが、必要なのは勇気でなくて食い気だけである。

近所のスーパーの精肉部で量り売りしていたので、早速買ってみた。玉葱を刻んでふりかけると、ちょうど「ネギトロ」のポーク版みたいな、こってりと豊かな味が口の中に広がった。これは美味しい。相棒にも勧めたのだが、「そんなゲテモノ」といって断固として口をつけようとしない。カエルやカタツムリ、納豆に「もずく」と、何でも食べる相棒にしては臆病である。

実は今日Mettデビューする前に、気になって食品衛生関係のサイトを色々覗いてみた。日本ではE型肝炎や寄生虫の危険性から豚の生食はタブーになっている。しかし、衛生観念が世界一発達しているはずのドイツで大々的に売られている食品だし、「Mettで食中毒XX人入院」なんていうニュースも聞かないので、まあ大丈夫だろうと考え、デビューにこぎつけた。食い気、恐るべし!
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by bonnjour | 2005-02-09 22:20 | 暮らす
ケルンのカーニバル
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せっかくドイツにいるのだから、ということで、有名なケルンのカーニバルを見にいくことにした。

カーニバルはカトリックの習慣なので、ドイツでもカトリック信者の多いライン河畔地域で盛んに祝われる。なかでも大聖堂で有名なケルン、聖書のグーテンベルクさんの地元マインツ、日本人にはおなじみのデュッセルドルフという3都市が、盛大なカーニバル三冠王だそうだ。

ボンからケルンまでアウトバーンで30分、ご近所である。しかしケルンに着いた後は、カーニバルのパレードの通行規制で目的の駐車場になかなかたどり着けず、結局1時間ほど、駐車場を求めて市内を巡回することになってしまった。

肝心のパレードだが、北国だけあって、リオのカーニバルのような露出度満点の美女が踊りまくるといったことはなく(残念)、思い思いに扮装した人々が山車に乗って沿道の人にお菓子や花束を投げて回る、というやつ。パレードを見に来た人も、もちろん大半は仮装している。そのための衣装(海賊ルックが流行のようだ)が街のいたるところで売られているし、期間中のお菓子・スナック・酒類の消費を含めると、カーニバルによる経済効果は大変なものだと思う。

ところで、マルティン・ルターのインパクトが強いせいか、ドイツはプロテスタントの国、というイメージがあったが、人口比でみるとプロテスタントとカトリックはほぼ同数でわずかにカトリックが多いという。人口分布には地域差があり、北ドイツはプロテスタント、南ドイツとライン河畔にカトリックが集中しているそうだ。ゆえに、カトリックが優勢な州にだけ適用される祝日、なんてのがある。日本から来ると、こういうのが、珍しい。
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by bonnjour | 2005-02-06 22:18 | 暮らす
ネクタイ切りの日
今日はドイツで「老女のカーニバル」と言われている日。ドイツでは、前年の11月11日の午前11時11分からカーニバル期間が始まるとされているが、一番の盛り上がりがあるのが今日から来週月曜の「バラの月曜日」までの期間だそうだ。

キリスト教の「四旬節」(キリストが荒野で断食したことにちなみ、祈りと節制を40日間行う期間)に先立ち、食いだめ・飲みだめ・騒ぎだめをするのがカーニバルの起源だ。気持ち的には「明日からダイエットをする、というその日に、焼肉とビールをたらふく食べてカラオケに行く」というのと一緒か。

今日は女性の無礼講が許される日だそうで、本日限定の女性特典として、男性のネクタイをちょん切ってOK、ということである(これって、フロイト的に解釈すると、かなりヤバイ習慣ではないか)。

そんな今日、相棒の勤務先でカーニバルのちょっとしたパーティがあったので、出かけてみた。勤務先は、各国から研究者が集まる研究所で共通語も英語だが、皆さんドイツならではのお祭りを楽しんでいる様子である。数ヶ月から1年までの短期滞在が基本の研究所なので、特色あるカーニバルの季節にこうやって滞在していることは、結構ラッキーなのではないか。

パーティで東洋人のご夫妻と立ち話した。旦那さんがここに滞在する研究者で北京から来たそうだ。奥さんはアイドル風の若くて可愛い人。家ではいつも中華料理を食べている、ときいたので、奥さんと「安くて良い中華食材が手に入る店」の情報交換をしたかったのだが、残念ながら共通言語がなくて、旦那さんの英語を介しての会話となり、あまり話せなかった。
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by bonnjour | 2005-02-03 22:18 | 暮らす
医院デビュー(ただし相棒)
相棒が先日から背中の筋を痛めていたが、就寝中、何かの拍子に悪化したようで真夜中に「い、いたいようー」の唸り声で起こされた。ドイツ語のできない相棒は、現地の医者にかかるのを極端にいやがっており、昨日も薬局で貼り薬を買ってなんとか自己解決を図ろうとしていたのだが。

翌朝、相棒は意を決して勤務先のセクレタリーを通じて整形外科の先生にアポを取ってもらった。

先生は、上手な英語を話す人だったそうで、相棒は一安心。診察の最後に「ところで患者さん、あなたはどこの国から?」ときかれ、フランスですと答えると、先生は英語に輪をかけて流暢なフランス語で話しだしたという。お見事!

ともあれ、相棒は飲み薬と塗り薬を処方されて無事に医院デビュー@ドイツ、がすんだ。

【追記】
ドイツでは、ほとんどのお医者が英語を話すらしい。フランスだと英語が通じないお医者さんが結構いるようだが。病気をするなら英語が通じるドイツにいるうちだ、と思った。
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by bonnjour | 2005-01-26 22:17 | 暮らす
安売りスーパーに買い出し
近所のスーパーでミネラルウォーターを買ったところ、1.5リットル入りで140円位の値段がついていて、ドラッグストアで2リットル安売り98円、という日本のミネラルウォーターに慣れた私は、ちょっとびっくりしてしまった。ドイツって、日本より食品の物価は安いはずじゃなかったっけ?

で、調べたところ、住宅街などにある通常のスーパーのほかに、街道沿いなどに車で乗り付けることを前提とした大型の安売りスーパーがあり、食品・日用雑貨などは通常のスーパーより格段に安いことがわかった。

そこで今日は安売りスーパーへの買出し。スーパーのウェブサイトにあった道案内をもとに車を走らせること15分。ありました。Lidlという多国展開しているスーパーだ。ミネラル・ウォーターのコーナーに突進。プライベート・ブランドの水が通常スーパーの6分の1の値段だ。喜び勇んで1ダース半、購入。ワインやチーズといった加工品が安いだけでなく、野菜や肉などの生鮮食料品も安い。こういった店は、仕入れ値同然の安値で商品を売るかわり、そこで生じた巨大キャッシュフローを利用して資金運用で利益をあげるそうだ。そういうビジネス・モデルもありなのね。

こういった郊外型スーパーは、車がないと来るのが難しい。バスで来たとしても、大量に買った水・食品・トイレットペーパーなどで身動きができなくなってしまう。ドイツに来たばかりの移民の人など、車をもっていない人は、歩いていける高めのスーパーに行くしかないわけで、大変だなあと思う。
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by bonnjour | 2005-01-15 22:14 | 暮らす
韓国食品店を発見
海外に来て真っ先に恋しくなるのは日本で普通に食べていた食品だ。で、ボン市内の中華系・南アジア系の食品店を色々と探索しているのだが、今日はついに韓国食品店を発見した。噂に聞いていた「日本米と同じような味で価格は低廉」の韓国米もあるではないか!嬉しくなって5キロ入りを買う。c0163963_22121514.jpg


おや、キムチもあるぞ。豆腐も、ドイツの自然食料品店で売ってるやつの半額だ。ああ、日本のフリカケまである(私はフリカケ・マニア)。感涙、感涙。

というわけで、色々と買い込んでしまった。店主は初老の韓国人夫妻。お互い、借り物の言葉であるドイツ語(私はカタコト)で言葉をかわしたが、こんなとき、 NHKのハングル講座でちょっとは韓国語をやっておけばよかったと悔やまれる。カタコトでも韓国語で会話したら、心の距離が少しは縮まるのではないかと思う。

写真は今日みつけた韓国食品店の外観。「食堂」という漢字をドイツ語だらけの街で見つけた時は、古い友人にバッタリ出会ったようで嬉しかった。
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by bonnjour | 2005-01-11 22:11 | 暮らす
公現日
今日はキリスト教の「公現日(Epiphany)」。キリスト生誕の際に、東方の三博士(カスパール・メルキオール・バルタザール)が訪問して誕生を祝ったことを記念する日だ。

ここドイツでは、この日は子供達が家々を訪問してお菓子をもらう習慣があり、そのお返しに幸運を呼ぶ呪文をドアにチョークで書き付けていく。呪文は、東方の三博士の頭文字C・M・Bと、その年の年号を組み合わせたもので、今年だと
20*C+M+B*05
となる。
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その習慣を知らず、はじめに近所の家でこれを見かけた時、「この呪文は黒魔術の一種か?」と身構えてしまった。
これが問題の呪文の詳細。
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by bonnjour | 2005-01-06 22:06 | 暮らす
クリスマスの余韻、ポンプ・ア・ユイル
ポンプ・ア・ユイルは南仏に伝わるクリスマス菓子。小麦粉と砂糖、オリーブオイルに柑橘類の香りをきかせて醗酵させて作る、巨大なビスケットのような食べ物だ。
ドイツに発つときに、相棒の両親と祖母から手作りのポンプ・ア・ユイルをお土産にもらった。家によって微妙にレシピが違うようで、両親のはモッチリ感の強いパンに近いもの(写真右方)、祖母のはサクサクして(写真左方)鎌倉・豊島屋の「鳩サブレ」を思い出させる味だ。

日持ちがするので三が日が明けても大丈夫。クリスマスの余韻として楽しんだ。
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by bonnjour | 2005-01-04 22:07 | 暮らす